Flair Indonesia 2018: 両極端な国

インドネシアに関する報道は、ポジティブなニュースよりも火山の噴火や津波などの災害に関するニュースが多く聞かれます。しかしそれは公平ではありません。インドネシアは観光客にとって世界で最も魅力的な国のひとつであり、十年以上にわたり持続的な経済成長を遂げています。また、ヨコビ大統領の就任以来、ジャカルタだけでなく列島全域でインフラの近代化のためにこれまでにない努力を払ってきたのです。

Flair Indonesia 2018: 両極端な国

インドネシアに関する報道は、ポジティブなニュースよりも火山の噴火や津波などの災害に関するニュースが多く聞かれます。しかしそれは公平ではありません。インドネシアは観光客にとって世界で最も魅力的な国のひとつであり、十年以上にわたり持続的な経済成長を遂げています。また、ヨコビ大統領の就任以来、ジャカルタだけでなく列島全域でインフラの近代化のためにこれまでにない努力を払ってきたのです。

Ipsos Flairは、インドネシア社会の深いダイナミズムと、ローカルブランドと国際ブランドのバリエーションがもたらす機会を明らかにし、公正な見方をしてもらうことを目的として制作されました。また、起業家にとってはイノベーションの可能性を発見する機会でもあります。

1. インドネシアはもっと注目されるべきだ

インドネシアはASEANのGDPの40%を占めており、中産階級の規模は2030年までに3倍になる。PwCのトレンド予測レポート「2050年の世界(The World in 2050)」では、G7諸国(米国、日本、ドイツ、英国、フランス、イタリア、カナダ)から「E7」と呼ばれる新興経済国(中国、インド、ブラジル、ロシア、メキシコ、インドネシア、トルコ)への経済力の移行を強調している。

2. インドネシアはAPAC地域に占める人口の割合が増す

2010年の人口は2億5700万人であるが、2050年には3億2200万人に増加すると予測されている。(日本:2010年1億2600万人→2050年1億700万人に減少/中国:2010年13億8000万人→2050年13億5000万人に減少)

3. インドネシアは両極端

1人当たりのGDPは世界で107位にランクされ、インドネシア人1億人(2億6000万人中)は貧困ライン以下の生活をしている。世界的にソーシャルネットワークにおいて非常に盛んな話題にもなったが、インドネシアの4人の最も豊かな男性は、最も貧しい1億人よりも豊かな富を持っている。

4. インドネシアはまだ若い国である

インドネシアの年齢中央値は30歳(男性は29.3歳、女性は30.5歳)。このためインドネシアはまだ若い国であるとされる。近隣の日本(45.2 / 47.9)、中国(36 / 37.7)、タイ(35.7 / 37.7)よりも若い。新しい世代にとっては、開発計画、キャリア促進、昇進とポジション、仕事が重要な問題である。現在のようなデジタル時代には、すべてが速く進む必要がある。民間企業は公的機関よりも魅力的で公平であると認識されている。

5. インドネシアは上昇気流

インドネシアでは、ミレニアル世代のライフスタイルに沿って、マンションの需要が初めて戸建て住宅よりも高くなった。自動車販売台数は、東南アジアの他の5大国(タイ、マレーシア、フィリピン、ベトナム、シンガポール)と同様に増加している。8ヶ月連続での2桁成長を記録した。

6. インドネシアは競争の激しい市場

国際ブランドとローカルブランドの競争はさらに激しくなっている。国際的な消費財ブランドは浸透度の低下に直面している。ローカルブランドは生活用品(洗濯用洗剤、家庭用洗剤など)を価値ある価格で提供している。大ブランドのステータスは重要であるが、期待に見合う差別化やプレミアム価格を払う価値をはっきり示す必要がある。

7. インドネシアはデジタル時代

インターネットはあらゆる種類の質問や欲求に対する回答の提供者として認識されている。イプソスの実施した調査「インターネットの安全性と信頼度」ではインドネシアの回答者の65%が「インターネットを信頼している」と回答した(韓国34%、日本32%)。また、インドネシアの回答者の95%は、今後1年間のうちにスマートフォンでモバイル支払いシステムを使用する可能性が高いと回答し、世界で最も高い割合であった。(中国、インド86%、オーストラリア44%、日本29%、ドイツ、フランス27% )

8. インドネシアは個人主義が台頭している

インドネシアの人口が増えるにつれて、個人間の競争が激しくなっている。ステータスとユニークさは成功の鍵である。インドネシア人は新しいことや絶え間ない変化を求めている。彼らは、まだ使えるとしても2年以上同じ携帯電話を持ち続けない。次世代のものがそこにあれば、それを持っていることを人に見せなくてはならないからだ。これは自動車にも見られる傾向である。このトレンドが日本の一部ブランドの成功の理由といえる。

9. インドネシアではメディアは二元的

テレビはいまもエンターテインメントの主要メディアである。ドラマ、インド映画、ボリウッド、ミュージカル、 「The Voice」などを提供している。もしテレビが一般の人々を楽しませるマスメディアなら、インターネットは情報やニュース、意見などを検索、共有するための場所だ。特にジャカルタでの知事選挙キャンペーンは、この二分法を実証した。

10. インドネシアは女性に求めることが多い

彼らは妻であり、母親であり、叔母であり、姉妹であり、同僚であり、ハウスキーパーである。しかし現在は女性にはさらに多くのチャンスがある。サービス、美容院、ファッション・・・ミドルクラスの快適さとステータスの欲求を支えるすべてのものがそのチャンスだ。女性は経済的により自立するようになってきており、夫に経済的負担を課すことなく、なににお金を使うかを自由に決める。