2010年入社 T.N

入社の経緯

データ好きにはぴったりの仕事

前職は、工作機械の専門商社。そこで私は輸入担当の営業マンでした。そろそろ頃合いと漠然と転職を考え、業界を絞らずいろいろ見て回る中で、マーケティングリサーチにたどり着いたのです。

当時、私は競馬が好きで、といっても、馬券は申し訳程度に1日1,000円程度しか買わず、ギャンブルとしてではなくデータ分析の対象として楽しんでいたのです。競馬は、競走馬、騎手、調教師、リーディングなど、あらゆるデータ満載で分析甲斐があるんですよね。

そんなデータ好きにとって、マーケティングリサーチはぴったりの仕事ではないかと、ふと関心を持ったわけです。業界の中でも、学生時代から学び、商社で実践経験がある英語を武器にできる外資ということで、イプソスを選んだのが入社の経緯です。

T.N

現在の仕事とやりがい

ビジネス課題を解決するための問いかけ

マーケティングリサーチは、大きく分けて「定量調査」と「定性調査」に分かれています。私はそのうち「定量調査」を担当しています。日本企業が海外へ展開する際の調査、海外企業が日本に進出する際の調査、双方とも担当範囲です。

マーケティングリサーチの目的は、クライアント企業のマーケッターが抱えるビジネス上の課題を、市場の声・消費者の意見を反映した戦略でもって解決することです。投げかけられたビジネス課題に対して、的確な調査手法の提示し、仮説を検証できるような調査設計を行い、さらに、折り合う見積額を算出できれば、受注し、プロジェクトが開始します。

プロジェクトでもっとも重要な作業は、「結論を導き出すためにどんな質問を投げかけるか」という調査票作りでしょう。それが品質に直結するためです。質問が的確でなければ、的確な答えは当然返ってきません。どんなに調査のプロセスがミスなくスムーズに進んだとしても、ビジネス課題の解決につながらないデータであれば意味がないでしょう。

最後に、調査データがオペレーションチームから上がって来次第、それらを集計し、クライアントへレポートしたり、ビジネス課題の解決アプローチ・エビデンスをプレゼンしたりして完了となります。

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イプソスで働くということ

好奇心があればいくらでも新しいことができる仕事

イプソスの強みは、グローバルの連携やスケールメリット、ISO認証を持ち、それに準じた仕事をしている安心感など枚挙に暇がないですが、シンプルなところで言えば、「定量調査」と「定性調査」双方の専門家がいることも強みだと言えるでしょう。

「定性調査」は双方向のディスカッションで消費者の意見を引き出し、深掘りができる一方で、「サンプル数の少なさゆえ、意見が偏る」というリスクがあります。その点「定量調査」は一方通行の問いかけではありますが、母数が多いため、統計的には回答が偏らないわけです。調査結果は、クライアント企業の経営判断のもととなるものですから、深さと偏りのなさを両立させるためには、「定性調査」と「定量調査」を臨機応変に組み合わせる両輪体制が欠かせないのです。

つまり、イプソスにはクライアントのビジネス課題を解決するうえでの材料は十分揃っていますから、あとはリサーチャー次第で、どんどん新しいことをやっていける、仕事を広げていけるというのがありがたいです。私自身、現在は定量の消費者実態調査を多く手がけていますが、今後「定性調査」までセットで受注したり、製品や広告関連まで手を広げたりと、チャレンジしたいことは山ほどあります。

リサーチャーはとことん突き詰める仕事でもあると思うのですが、その原動力は好奇心だと思っています。私にとっての競馬もそうですが、スポーツの年鑑データの数字に虜になってしまうような人には、理屈抜きで楽しめると思います。好奇心の赴くまま、自分の扱えるデータを増やしていけるわけですから。

T.N

応募者へのメッセージ

リサーチャーへの道は広く開けている

リサーチャーは、マーケッターと比べてニッチな職種です。でも、マーケッターを目指している方がイメージしている仕事内容のうちいくつかは、実はリサーチャーの守備範囲だったりします。また、マーケッターは、どうしても経験者を重視する傾向がありますし、日本の就活を勝ち抜き大手メーカーに入社できたとしてもマーケッターとして配属されるかどうかは運次第という狭き門。一方、リサーチャーは、データが好きだったり、分析が好きだったりと指向性が合えば、広く門戸が開けています。そういう意味でも、なんとなくマーケッターに憧れている方にこそ、ぜひ覗いていただきたいと思っています。