企業の社会的責任

企業の社会的責任(CSR)に対するイプソスのアプローチは、Societal(社会)、Social(従業員)、Environmental(環境)の3つの重要な要素から成ります。これは私たちの世界中でのCSR活動の指針となっています。

CSRへのコミットメント | イプソス財団
環境活動 | 従業員のボランティア活動

CSRへのコミットメント

Ipsos_logo-united-nations-global-compactイプソスは、国連グローバル・コンパクトに加入した世界初のマーケティングリサーチ企業です。

2008年以来、イプソスは国連グローバル・コンパクトが掲げる、人権の保護、不当な労働の排除、環境への対応、腐敗の防止に関わる10の原則に賛同し、加入しています。CSRポリシー管理ツールとして“The Green Book”イプソス職務行動規範、“Book of Policies and Procedures”、内部通報システムがあります。

プログラムは2008年に3つの重要原則で作成されました。

  • 国連グローバル・コンパクトの10原則を遵守する
  • 環境フットプリントの削減
  • 世界中の恵まれない子供や若者を教育するためのイプソス財団の設立に伴う社会的影響の増大

Ipsos-Green-Bookイプソス職務行動規範
Ipsos Green Bookをダウンロードする


イプソス財団

Ipsos-taking-responsibility-foundation

2014年に設立されたイプソス財団は、「世界中の恵まれない子どもたちと青少年のための教育活動を支援し、実施するためのグローバルの支援プログラムを開発する」ことを目的としています。

難民の子どもたちのための学校建設から教育プログラムまで、ユネスコと協力して活動を続け、2019年には12カ国で新たなプロジェクトを支援しました。

  • オーストラリア:Save the Children - 難民のための英語教育
  • バングラデシュ:ユネスコとのパートナーシップによるロヒンギャの教育プログラムのための国際プロジェクト
  • フランス:Droit à l’Ecole (就学の権利) - 保護者のいない未成年者移住者のためのフランス語と数学の授業
  • インド:oFFer - スリランカ難民のための学校
  • レバノン:シリア難民の統合への希望
  • 英国:Consonant - 移民家族と難民のための英語コース
  • 米国:Reading is Fundamental - テキサス州との国境に住む移民のための活動
  • イエメン:Care International - 避難民のための学校机の提供
  • ザンビア:Care International - コンゴ民主共和国からの難民のための学校建設

難民がどのように見られているかを理解することで、難民の融合を促進する

適切に処理された情報は知識に変換され、意思決定の改善に役立つという信念の下、イプソスはあらゆる分野において「Project Understanding」を27カ国で立ち上げました。この調査は、難民が受け入れ先の人々からどのように受け止められているかをよりよく理解するために設計されたもので、障壁を特定し、難民の受け入れと融合を改善するアプローチを探索します。

2018年9月、イプソスは、2016年にHamdi Ulukaya氏によって設立されたテント財団とのパートナーシップ契約に署名しました。このパートナーシップ契約は、出身国や難民認定国から強制的に避難させられた2500万人以上の男女と子どもの生活と生計を改善するために、世界中の企業を動員することを目的としています。イプソスは、他の民間企業とともに、この社会的イニシアティブに参加することを決定し、今後2年間で100人の難民を受け入れることを約束しました。

Ipsos Foundations actions for refugees


環境活動

Ipsos-tatking-responsibility-political-environment

2008年、イプソスは環境フットプリントを管理するための構造化アプローチに着手しました。そのため、温室効果ガス排出量の報告書を作成しています。さらに、イプソスは廃棄物とエネルギー消費の削減を目的とした環境政策を多くの国で実施してきました。

CSR 2019 | Ipsos


従業員のボランティア活動

Ipsos-taking-responsibility-employee-volunteering

イプソスのTaking Responsibilityプログラムは、気候変動、人権、汚職の観点から、様々な組織がその影響を報告できるよう支援するGlobal Reporting Initiative (GRI) の独立基準の社会的側面をカバーしています。

社会問題や地域社会問題への各国や従業員の関与は、年々増加しています。当社が事業展開している多くの国では、企業、地域社会、環境、倫理、腐敗防止の問題を対象とした正式なポリシーが実施されています。

イプソス社員のCSRへの取り組みは、2018年の66%から2019年には71%となり、5ポイント上昇しました。

African woman B&W

037.1-RCA-Kenya

2020年、イプソスはアフリカの新型コロナウイルスに対する非医薬品介入を実施するための国際的パートナーシップに参加しました。

2008年以来、イプソス・ケニアではResearch Clubs of Africa (RCA)を支援しています。この取り組みでは、調査や世論調査について中学生に紹介しています

イプソス従業員によるその他の活動(英語)はこちらからご覧ください。

 

社会の前向きな変化を支援するために調査結果を普及させる

イプソスは、社会に対するコミットメントの一環として、世界経済フォーラム World Economic Forum (WEF) とパートナーを組み、持続可能な開発や経済・社会動向に関するデータを作成し、世界経済の意思決定者に公開しました。

2019年イプソスCSR レポートをダウンロードする: Ipsos, a socially responsible Group