2013年入社 E.D

入社の経緯

リサーチを通して人々の生活に良い影響を与えたい

大学時代は大学から奨学金をもらって、現地の人にご協力頂きながら独自に発展途上国でフィールドワークを実施していました。当時から将来は人のことを理解するためのリサーチを仕事にする道を念頭においていました。

「リサーチを通して人々の生活に良い影響を与えたい」というのが私の一貫した想いということもあって、新卒では不動産会社のマーケティング部に配属が内定していたのですが、なんとリーマンショックが起き、新入社員は営業に回され、キャリア設計が変わってしまいました(笑)。

その後、転職で念願の調査関連のお仕事に就くことができ、フィンランドや中国、台湾などとコラボレーションしながらユーザビリティ/UXのコンサルティングを手がけたり、行政の地域活性の調査を担当したりと、経験を積み重ねていきました。

一方、ここまでのキャリアは最先端の手法に偏っていたため、改めてリサーチを基礎からきちんと体系立てて身につけたいという想いがあり、各手法の教育制度が整ったリーディングカンパニーであるイプソスを志望したのです。

E.D

現在の仕事とやりがい

データを読み尽くした果てにある
ブレイクスルーの瞬間

私が担当している「定性調査」は大きく分けて「探索系」と「評価系(検証系)」に分かれています。 「探索系」は、主に心理学的・社会学的なアプローチを用いながら、「今消費者が求めていることは何か」や「新たな商品アイデアがどう受け入れられるか」などといった消費者のアンメットニーズや本音を理解するための調査です。この調査のやりがいは、消費者のことを繰り返し納得がいくまで考え抜く過程です。私たちのチームのデスクに来れば、「なぜ人間は〇〇をすると思う?」といった哲学的な質問が日常茶飯事に飛び交っていて、考えることが好きな私は毎日ワクワクします。

「評価系」は、定量調査チームとも協力をしながら、商品開発や広告開発の過程で「これら4つの新商品のうちなぜAが良いのか」や「新商品の広告としてどれがどうして興味を沸くのか」といった消費者が「なぜそう思ったか」を理解するための調査です。マーケットイン前に内容を変更できる最後のチャンスである場合が多く、私たちイプソスが消費者に代わってきちんと消費者の意見をクライアントにお伝え出来るラストチャンスでもあります。そこでご提案した内容が反映され、広告として流れた時は本当に感無量です。

私の現在の仕事は、座談会や個別インタビューが4~5割、ご自宅訪問調査が3~4割で、残りはクライアント向けにワークショップを実施したり、消費者を巻き込んでのコクリエーションワークショップのファシリテーションをしたり、オンラインコミュニティの運用をしたりといった割合です。これまで飲料やヘアケア用品、化粧品といった消費財、ベビー用品、ヘルスケア、アプリやECサイト、ガジェットといったIT系まで幅広く担当してきました。

先ほど「哲学的な質問」と言いましたが、リサーチャーはデータを隅から隅まで読み尽くし、ブレイクスルーするまで考え込まなければならないと思っています。実際、途中で「もういいや!」と諦めてしまうと、それはクライアントにも伝わってしまうものなんですね。逆に、考え抜いた果てに、「いろいろな人がいろいろなことを言っていたけれども、それらが一気につながった」と確信できる瞬間があるんですね。知恵の輪がパッと外れる、みたいな感覚でしょうか。それは私にとって最高の醍醐味ですね。

E.D

イプソスで働くということ

学ぶ機会がふんだんにあるから、
問題解決へまた一歩近づける

海外のチームが開発したメソドロジーを導入できたり、海外から講師が来て直接教えてくれたり、ローカルチームでもケースシェアリングをする場があり、イプソスは学ぶ機会が充実していて、転職してきた甲斐がありました。最近で言えば、「生活者の行動を詳細に観察して理解する」手法であるエスノグラフィー調査の担当することが増えてきましたが、イプソスでは、何か手法で分からないことがあると、海外チームにいるエスノグラファーに直接質問をしたり、情報提供をしてくれることも出来ますからとても心強いのです。

これらを学べば学ぶほど、私のかねてからの関心である、「日常における感動」「家族愛」「クオリティ・オブ・ライフ」といった、人間にとっての大きなテーマに近づいている実感があります。たとえば、高齢者への調査を通して、支える家族にとって本当に必要なものごとを見いだしたり、子育ての現場の調査を通して、親子を支援するものごとを見いだしたりと、日本が抱える問題解決にもつながる気がするのです。

消費財も電化製品も、機能性だけでは差別化できにくい時代になりつつあります。だからこそ付加価値やデザイン、付帯サービスといったエモーショナルな観点が重要視されていくと考えています。そうなると、より深く生活者の感情を知るものが勝つ、つまり、マーケティングリサーチの重要性が高まっていくはずです。それが「これからのイプソス」のフィールドとなっていくのでしょう。

E.D

応募者へのメッセージ

あなたの若さが武器になる

10代・20代前半を対象にした調査をするたび、「私も歳を取ったなあ」と感じます(笑)。言葉も価値観も。逆に言えば、リサーチャーにとって同世代感覚、つまり若さは立派な武器と言えると思うんです。たしかに知識やスキルは足りていないかもしれませんが、入社直後から即戦力と言えるものを持っているんです。実際、周囲も「若い世代ならではの意見が欲しい」とか「フレッシュな視点で考えて欲しい」と、頼りにしてくれるはずです。そもそもリサーチャーって、仕事柄や自分の育った環境、考えの偏りが情報整理の邪魔をしていないか、いつも確認したいものなので(笑)、あなたの発言は大歓迎されるわけです。そんな普通の新卒とは違う経験ができるイプソスで、いっしょに働いてみませんか。