2022年入社 K. S
プロフィール
大学在学中の2年間、ゲーム会社でテストプレイヤーとしてインターンを経験。卒業後は別のゲーム会社に入社し、2年間ソーシャルゲームの企画職を経験する。2022年3月にイプソスへ入社し、INN(イノベーション)に配属される。現在はシニアリサーチエグゼクティブとして、新製品開発に関わる案件を担当している。
1のものを100にするマーケティングリサーチ領域に挑戦してみたいと思った
既にあるものに対してアプローチしていく、リサーチ領域に挑戦
— 入社したきっかけを教えてください。
転職先を探していた当初は、マーケティング職全般に視野を広げていました。しかし、前職で企画職を経験した際、自分で0から1を作ることは苦手かもしれないと感じていたので、既にあるものに対してどのようなことができるのかという、1を100にするマーケティングリサーチの領域に挑戦してみようと思ったことがきっかけです。また、大学時代にもマーケティング調査のゼミに入っていたり、卒業論文でも題材にしていたり、自分のやりたいことに近いのかなとも感じていました。1つのブランドや商品に集中するより、さまざまな業界や事物に触れられるという面も大きかったです。
アイデア出しから売上予測まで、新製品が市場で受け入れられるかを調査
— 現在の業務内容を教えてください。
INNはクライアントの新製品開発に携わる部署なので、新製品が市場で受け入れられるのかという評価をしていきます。クライアントが製品を作るどの段階にいるかによりますが、アイデア出しを0からお手伝いすることもあれば、複数あるアイデアの中から絞っていく調査だったり、製品の売上予測を行ったりもします。
具体的な業務内容としては、クライアントから依頼があった後、調査内容を決めて、オンラインアンケートなどを通して調査を進めていきます。簡単に言うと「このような効果で、こういう内容が書いてあって、値段はこれくらいの商品が発売されます。買いたいですか、買いたくないですか」という質問に対して回答をもらい、結果が出たら分析し、最終的な評価を提出するといった流れです。アンケート画面作成はINNがリードしつつ、イプソスの海外支社や外部に依頼したり、イプソスが持っている独自のオンラインプラットフォームで作成しています。同時に行っている案件は平均3件くらい、期間的には1ヶ月半〜2ヶ月くらいのものが多いですね。
まだ市場に出ていない製品など、いろいろな物事に触れられるのが楽しい
— どのようなところにやりがいを感じますか。
まだ市場に出ていない製品など、いろいろな業界や物事に触れたり、知ることができたりするのが楽しいと感じています。あと面白いのは、自分たちの身近なところにヒントがあるということです。例えば、ドラッグストアで売っている製品について調査するとき、製品がどのように販売されているか売り場に行ってリサーチすることもあります。まだ僕は入社して2年目なので、関わった製品がまだ市場に出ていませんが、いつかは見てみたいと思っています。
自分のバックグラウンドを活かした業界にも携わっていきたい
— 今後の目標について教えてください。
今後は、自分のバックグラウンドをもっと活かした仕事がしたいと思っています。前職ではゲーム業界に携わっていたこともあり、エンタメやコンテンツが好きでなので、そういった案件にも携わっていきたいなと思っています。また、現在「イプソスデジタル」というイプソス独自のプラットフォームのプロジェクトにも携わらせてもらっているので、今後さらに、クライアントのお役に立てるようなプラットフォームにしていきたいと思っています。
— 学生さんへのメッセージをお願いします。
イプソスは調査会社の中では、関わっている領域が広い会社だと思います。ある部署では定性調査を行っていたり、INNのように定量調査を行っていたり、さらには海外にも多数の拠点があります。また、メーカーでマーケティングをしている方たちは、「この製品をどうやって売っていこう」という課題に対して活動していくと思うのですが、僕たはそういった方たちのお手伝いをする仕事なので、関わっていく中でどのような仕事をしているかを見ることもできます。様々な業界の仕事に触れられる分、視野は広がるのかなと思います。
また、僕はゲーム業界からの転職ですが、他のメンバーには教師、公務員、銀行員など、さまざまなバックグラウンドを持っている人たちがいます。イプソスが対象としている領域が広い分、そういったバックグラウンドを持っている人たちが、より専門性を活かすことができる会社なのかなと思います。