2022年入社 M. O

プロフィール

大学時代は経営学部で人事や経営戦略を学びながら、マーケティング関連のゼミで消費者行動を研究。2022年4月にイプソスへ入社し、RPM(リサーチプロジェクトマネージメント)で様々な調査案件に携わる。2023年4月より現在所属するUUに配属され、リサーチエグゼクティブとして実地調査の運営準備やレポート作成を行っている。

消費者の気持ちが、商品やコミュニケーションに活かされていく過程を見られる

質問に対してクリアに答えてくれたことが信頼に繋がった

— 入社したきっかけを教えてください。

入社してすぐ、リサーチの現場に携われるというのが大きかったですね。募集要項も明確に記載されていましたし、面接を受けていく中で、質問に対してクリアに答えてくれたことが信頼感に繋がりました。もちろん、内定も配属先も決まっていない時点で具体的な確認をすることは難しいですが、「消費者行動を学んでいたので、それを活かした仕事がしたいです」と面接のときにお伝えし、会話をしていくなかで、ここなら働いても実現できる可能性があると面接の段階で思えたことが決め手です。

定性調査の流れを学んだ後、少しずつ出来る領域を増やしている

— 現在の業務内容を教えてください。

実地調査までの運営準備から、実地調査後のレポート作成などに携わっています。実は、UUに配属されたのは昨年の4月からで、入社後1年間は、RPMで定性調査の一連の流れを学ばせてもらいました。様々な規模や業界の調査に携わる機会があったのですが、それぞれの案件で設計や求められるものが全然違っていて、さらにリサーチャーによって話の聞き方やレポートの書き方も違うので、すごく良い勉強になりました。

私はまだ、自分一人でフローを作成するところまでは出来ないですが、少しずつ自分ができる領域を増やしている段階になります。対象者の条件をクライアントと合意まで持っていったり、対象者のリクルートが難航している場合の交渉や、インタビュー実施日の対象者対応とクライアント対応はできるようになっています。まだ独り立ちできているわけではないので、先輩たちの仕事の一部を担当しているという形です。

昨年の冬に1件だけ、グループインタビューのモデレーターに挑戦させてもらいました。4月に配属され、年内に1件できたということが嬉しかったですし、全然出来ていなかったと思うのですが、そういう場を与えていただけたからこそ、自分の足りなかった部分が明確になり、少しは成長できたのかなと思っています。

消費者の気持ちが、商品やコミュニケーションに活かされていく過程が見られる

— どのようなところにやりがいを感じますか。

自分が知らない消費者の気持ちを知ることができるというのが一番ですね。私たちは消費者とクライアントのパイプになっているだけなのですが、日常生活では関わることが出来ない方々の話が聞けて、「こんな風に考えているのかな?」という思いを巡らせる機会があり、そこから商品やコミュニケーションに活かされていく過程を見られるのは楽しいですね。

あとは、社内にいろいろなロールモデルとなる社員がいることも、やりがいというか良いモチベーションになっています。私は新卒でイプソスに入りましたが、中途入社の方の中には様々な経歴の方がいて、話を聞いたり仕事のやり方を見ていたりするうちに、「こういった方法もあるんだ」「こういう考えもいいな」と思えることがありがたいです。

まずは定性調査のリサーチャーとして独り立ちできるようになりたい

— 今後の目標について教えてください。

インタビューのフローを作成し、レポートをアウトプットするまでを一人で出来るようになりたいです。いつかは得意な業界やジャンルなど、特出できるものが見つかれば武器になると思っていますが、まだまだ模索中なので、まずは定性調査のリサーチャーとして独り立ちできることが目標です。インタビューでは、クライアントの意図を組みつつ、消費者に寄り添い、話を引き出せるモデレーターになれるよう頑張ります。

— 学生さんへのメッセージをお願いします。

イプソスでは様々なフェーズや幅広いジャンルの調査を扱っているからこそ、自分が興味を持てる何かしらに携わることができると思います。また、自分が感じたことを周囲に伝えやすく、それを柔軟に受け止めてくれる環境もあるので、すごく働きやすいです。さらに海外にも拠点があり、様々な機会に触れることができるため、好奇心旺盛な方はすごく向いていると思います。