African Lions:アフリカで成長中の中流階級とは、どのような人?

アフリカでは中流階級が成長を遂げており、これによって新しい機会が生まれています。しかし、アフリカの中流階級とは、厳密にはどのような人を指すのでしょうか? どうしたら、彼らのことをもっとよく理解できるのでしょうか?

African Lions:アフリカで成長中の中流階級とは、どのような人?

イプソスとケープタウン大学 Unilever Institute of Strategic Marketingは、昨年、アフリカの主要10都市において、共同で「African Lions調査」を実施し、アフリカの中流階級の属性プロフィールを明らかにしました。この調査によって、アフリカのサハラ砂漠以南の地域には、中流階級が1億人以上いることがわかりました。この人数を消費力に換算すると、1日あたり総計4億ドル超となります。

この調査結果をもとに、新しいペーパー、イプソス・ビューでは、「アフリカの中流階級は金額だけで定義することはできない」ことを提示したほか、「中流階級と定めるためのその他の決定要素(態度や行動)」についても探究しています。 イプソスは、この大陸の消費者情勢の実態を描き出すために、家計、ショッピング、栄養状態、ブランドリレーションシップ、およびメディア使用などについて調査を実施しました。

 

掲載内容は・・・ 

  • アフリカ中流階級を定義する
  • 一般的な中流階級の前提を疑ってみる
  • アフリカのショッパーとブランドの力を理解する
  • マーケッターが考慮すべきこと 
  • 将来を見据えて

アフリカの中流階級が解決すべき難題としては、所得が予測できないこと(「月ごとに所得金額が変わる」と述べている人が4分の3を占める)、街のインフラが不十分であるため自宅内においても基本的な快適性に欠けていること(水道水が使える家は40%のみ、など)があげられます。しかしながら、このような困難な状況が続いていても、そこには起業家精神があり、都市化が加速し、若年人口も増加しているため、楽観的な考え方や希望が見られます。アフリカの中流階級の3分の2は、35歳以下です。つまり、消費力の拡大という点で、マーケターは極めて前向きな予測ができることを意味しています。