従来のブランド調査では、あらかじめ決められた聴取項目に沿って、人々の記憶の中に存在するブランド像を定量調査で探っていくものでした。インターネットが広く発達した現代では、消費者が各々のブランド体験やブランドに対するイメージを自らの言葉で語っています。Brand Sonarはそのようなビッグデータを活用し、消費者自身の発信からブランドとの接点をよりリアルに把握できるだけでなく、今まで認識していなかったブランドの成長可能性に気付くことのできるソリューションです。
こんな課題をお持ちのクライアント様に、
- 現状のブランド調査に行き詰まりを感じている。もっとブランド調査を有効活用したい
- マーケットの現状・全体像を把握したい
- ブランドの方向性に対する示唆を得たい
- ブランドに興味関心を持っている人はどのようなライフスタイルで、どのような特徴があるかを知りたい
カテゴリー、ブランド、ユーザー3つの視点で総合的に評価
既に行っている定量的なブランド調査に加えて、ビッグデータ(ソーシャルデータや検索データ等)を活用したBrand Sonarを取り入れることで、より多角的に、より詳細にブランドの現状を把握することができます。Brand Sonarは「カテゴリー理解」「ブランド理解」「ユーザー理解」の3つのメニューから構成されており、ご要望に合わせて柔軟に組み合わせることが可能です。
カテゴリー理解
消費者の投稿からカテゴリーの主要なトピック、トレンド、ベネフィット、アンメットニーズ等を探り出します。ボトムアップのアプローチでトピックのまとまりを探し出すため、今まで認識していなかった話題やトレンドに気付くきっかけとなることもあります。
カテゴリーの中でのブランドや競合の立ち位置や、話題となっているトレンドを把握することで、自身のブランドの新たな成長可能性を認識することができます。
ブランド理解
各ブランドの投稿量や検索量の推移を量的にまとめることで、消費者の関心の量を可視化します。さらに、各ブランドにディープダイブし、特徴的なトピックをまとめることで、競合と比較して自身のブランドのユニークな特徴を捉えることが可能です。
また、各トピックのセンチメントを見える化し、それぞれの投稿を定性的に読み込むことで、消費者にポジティブ/ネガティブに捉えられているトピックやその背景を把握することができます。
ユーザー理解
行動データ(広告ターゲティングのために蓄積されている消費者の興味関心にまつわるデータ)を活用し、消費者の実際のウェブ/ SNS行動からブランドに興味を持っている層の興味関心や行動の傾向を明らかにします。
現在のターゲット層の特性を把握することで、エンゲージメント戦略やメディアプランニングを最適化することができます。
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