「ESOMARによるオンライン調査バイヤーを支援するための28の質問」へのイプソスの回答
言い換えれば目的は、調査対象者から得る情報が期待に沿うものであるようにリサーチャーを支援することです。また、これらの質問は、調査会社が一貫性のある用語を使って品質の維持管理方法を説明できるようにするだけでなく、バイヤーが、他のサンプル提供企業のサービスと比較しやすくなるようにデザインされています。質問内容に関する注記には、どうしてこれらの質問を問う必要があるのか、リサーチャーが回答に包含すべき事柄とは何かについて、説明があります。
これらの新しい質問は、ESOMARの”オンラインのサンプルを買う調査バイヤーを支援するための26の質問”に代わるものであり、調査テクニックが継続的に開発されていることがわかるように、記述表現が更新されています。中には、以前と変わらない質問もありますが、この分野で新しいテクニックとテクノロジーの組み込みが推進されるよう、新しい質問も加えられました。.特に、この改定を見ると、調査業界内に、単一のパネルに依存するより、複数のソースからオンラインのサンプルを構築しようというトレンドが広範に見られることがわかります。
イプソスのオンラインパネルは、50か国に450万人以上のパネリストで構成されており、ヨーロッパ、北米(NA)、ラテンアメリカ(LatAm)、アジアパシフィック(APAC)、中東(ME)の全主要市場にパネルを抱えています。また、世界では最も安定したサービスを提供できるパネルの一つとも言えます。 イプソスでは、インターネットの普及が進み、それを利用できる場所であれば、世界各地のどこにおいても、オンライン調査を実施できます。今日ではオンラインパネルはオンライン調査の最大のサンプルソースであり、有効で戦術的な調査ツールなのです。イプソスのグローバルネットワークで、どの国でも変わらずに品質の高い調査をご提供いたします。
注目すべきは、これらの28の質問は、オンラインサンプルの購入者が問うべき質問に焦点が合わせられていることです。サンプル提供者がデータ収集を兼務する場合は、プロジェクトが、確実に品質要求事項を満たす形で進められるよう、追加で質問を行う必要があります。28の質問においては、2011年改定の「オンライン調査に関するESOMARガイドライン(ESOMAR’s Guideline to Online Research)」に、最新の法的・倫理的ガイダンス、およびプライバシーに関する通知、クッキー、ダウンロード可能なテクノロジー、インタラクティブ・モバイルについての新セクションが足され、その質問内容が補完されました。