ミャンマーにおける保健医療
ミャンマーにおける保健医療と経済
保健医療産業は、ミャンマー経済の成長にともない大幅な改良が見られた分野の1つです。ミャンマー新政権は、保健医療への政府予算を増加させてきました。
しかしながら、保健医療に対する支出額は依然としてASEAN地域でも最低ランクであり、2012年の1.9%と比較しても、2013年は政府予算総額約4.5億ドルのうち3.9%に過ぎません。ミャンマーの保健医療は外国資本にも開放され、現在認可されているクリニック及び病院の70%が外資となっています。
ミャンマーの保健医療予算は、主に一般国民の自己負担医療費(OOP)によって賄われています。2012年の世界銀行発表によると、自己負担による医療費は保健医療支出総額の92.7%を占めています。