マーケティングリサーチはシンセシス(統合分析)の時代へ
長いマーケティングの歴史の中で培われた定量調査や定性調査というリサーチ手法は消費者理解のための非常に強力なツールです。一方で、スマートフォンなどのデジタルデバイスの普及や、ソーシャルメディアの発展、浸透にともない、伝統的なリサーチ手法が、消費者の行動や心理を知るための唯一の手段ではなくなってきています。
さらに、この新しい方法は、「調査」という企業活動の上になりたつ伝統的なリサーチ手法では到達できないような、自然で生々しい消費者の姿を描き出す可能性を持っています。
ティーンエイジャー・学生など若年層のスナック菓子に関する消費実態をより深く理解することが求められていたとあるお菓子メーカー。
リサーチパネルの中からスナック菓子への関与度が高い若年層をリクルートし、複数グループでのFGIを企画していたが、普段の日常生活からかい離した環境でのインタビューだけでは、習慣的、日常的に行っている食用実態を広く理解することに限界があるのではないかという課題を抱えていました。
そこでFGIと併せて、イプソスのソーシャルリスニングをご利用いただきました。