Byron Sharp氏の哲学はイノベーションにも通用する?

マーケッターは、イノベーションの上市を成功に導くために、Byron Sharp氏の原則を利用できるのでしょうか?

Byron Sharp氏の哲学はイノベーションにも通用する?

Byron Sharp氏の著書、『How Brands Grow: What Marketers Don’t Know』では、ブランドマーケティングについての理論の概要のほか、マーケターに対し、ブランドの成長を実現するために守るべきいくつかのルールを説明しています。Sharp氏は、「ブランドの成功のカギとなるのは普及の拡大であり、ロイヤルティではない」と具体的に断言しています。

Sharp氏は、既存ブランドを成長させる方法に焦点をあてたアドバイスを提供していましたが、マーケッターであれば、同氏の原則を新製品の開発にも応用できるかどうかを問うべきです。マーケターは、イノベーションの上市を成功に導くためにSharpの原則を利用できるでしょうか?

 

Byron Sharpの哲学は、イノベーションに通用するのでしょうか?

このペーパーは、以下のように結論付けています:

  • トライアルは重要である。とは言え、イノベーションを行って、自社のブランドのボリューム(購入頻度)と普及(購入する人)を増やし、それを介してブランドが成長できるポテンシャルも考慮に入れなくてはならない。
  • 真の差別化こそが、イノベーションを成功に導くための重要なドライバーであると証明されている。イノベーターは新製品を評価するときに、その製品に差別性があるかどうかを無視してはならない。しかし時間が経過しても差別性を維持するというのは大変なことである。
  • イノベーションは、買いやすいものでなければならない。イノベーションは既存製品を基準に比較対照を行ったとしても、今日の消費者にとって突出性があるものにすべきである。
  • イノベーションは一般受けを測定するために、可能な限り広範のオーディエンスに評価を行ってもらうべきである。