コネクテッドCPG

ブランドの飽和状態、細分化、汎用化、機能的同等化など、これらすべてのことが消費者向けのパッケージ製品（CPG）の成長を妨げてきました。マーケティング担当者は、テクノロジーにより生まれた新たな可能性を得て、パッケージ製品を購入・使用プロセスにおけるデジタル体験に組み入れる傾向が強くなっています。

コネクテッドCPGとは、消費者とのより深いつながりを生み出すことを目的とした、体験やビジネスモデルを高めたテクノロジーによるCPGのイノベーションのことです。

消費者の生活の中でこのような新しい役割を担う、テクノロジーを駆使したCPGのイノベーションの例として、次のようなものがあります。

• DNA検査で信頼性を高めた個別対応型ビタミン剤
• 便利で、しかも目的の充足感を得られるサステナブルな洗剤の定期購入システム
• 拡張現実で子供を魅了するゲーミフィケーション型歯ブラシで、親の苦労をなくし、子供の良い歯磨き習慣を促す

多くのメーカーがコネクテッドCPGを成長のチャンスと捉え、この分野でイノベーションを起こしていますが、パフォーマンスを測り、チャンスを拡大するための一貫したフレームワークが不足しています。

成功も失敗も経験し、CPGイノベーション調査のノウハウと、世界最大のビジネスモデル・体験型商品のデータベースを持つイプソスは、ぜひそのラーニングを共有していきたいと考えています。