日本の恋愛満足度、世界29カ国中4年連続最下位 「恋愛・性生活」「愛され実感」いずれも低水準続く
日本では「愛されていると感じること」について51%の満足度を示し、29か国の平均である77%を大きく下回る結果となりました。(グラフ1)

イプソス恋愛満足度調査グラフ1
また、日本で「恋愛や性生活」に満足していると回答したのは33%であり、2025年から6ポイント減少、29か国中最も低い満足度となっています。(グラフ2)

イプソス恋愛満足度調査グラフ2
主な調査結果
82%
がパートナー/配偶者との関係に満足している
77%
が「愛されている」と感じることに満足している
60%
が恋愛/性生活に満足している
95%
のタイ人がパートナー/配偶者との関係に満足しているのに対し、インドでは67%
82%
の高所得層が「愛されている」と感じているのに対し、低所得層では72%
65%
のミレニアル世代が恋愛/性生活に満足しているのに対し、ベビーブーマー世代では55%
あたたかく満たされた気持ち
29カ国平均で77%が「愛されている」と感じており、この割合はメキシコの86%から日本の51%まで幅があります。この数値は、初めて本質問を実施した2023年(76%)以降、ほぼ横ばいで推移しています。
愛とお金
高所得世帯の82%が人生における愛に満足しており、低所得世帯(72%)より10ポイント高い結果となりました。また、高所得層は恋愛/性生活への満足度も高く(68%)、低所得層(52%)を上回っています。
深く愛している
調査対象国全体で、交際中または既婚の人の82%がパートナー/配偶者に満足していると回答しました。男性(83%)と女性(82%)の満足度に大きな差は見られません。
※既婚またはパートナーがいる人のみ対象。
満たされない思い
全回答者の約3分の1(31%)が、自身の恋愛/性生活に満足していないと回答しました。
現在30代から40代半ばのミレニアル世代が最も満足度が高く(65%)、60代から80代前半のベビーブーマー世代が最も低い結果(55%)となっています。
「一人」は最も孤独な数字?
既婚者の83%が「愛されている」と感じているのに対し、未婚者では72%でした。また、未婚者で恋愛/性生活に満足している人は50%にとどまる一方、既婚者では72%に上昇します。
個人的な問題と政治的な問題
今年30歳を迎える最年長層を含むZ世代の男女は、LGBT+の権利や女性の権利などいくつかの社会問題では意見が分かれることがありますが、恋愛に関しては比較的足並みが揃っています。
Z世代男性の82%、女性の83%が配偶者/パートナーに満足しており、恋愛/性生活に満足している割合も男女ともに57%でした。
この傾向は他世代にも見られ、男女間で恋愛満足度の認識は概ね一致しています。
ミレニアル世代:男性84%、女性82%がパートナーに満足
X世代:男性81%、女性80%
ベビーブーマー世代:男性84%、女性80%
性生活満足度では、
ミレニアル世代:男性65%、女性64%
X世代:男性60%、女性58%
ベビーブーマー世代:男性59%、女性50%(男女差がやや大きい)
また、Z世代、特に若い男性が孤独や社会的孤立を感じているとの議論もありますが、本調査ではZ世代男性の76%、女性の77%が「愛されていること」に満足していると回答しており、これは他世代と大きく変わりません。
「愛されている」と感じる割合が最も高いのはベビーブーマー世代の女性(80%)と男性(78%)で、僅差でミレニアル世代女性(77%)・男性(76%)、X世代女性(77%)・男性(73%)が続いています。
世代区分
- Z世代:1996~2012年生まれ
- ミレニアル世代:1980~1995年生まれ
- X世代:1966~1979年生まれ
- ベビーブーマー世代:1945~1965年生まれ
調査について
本調査は、イプソスが2025年12月24日から2026年1月9日までの期間に、同社のオンラインプラットフォーム「Global Advisor」およびインドでは「IndiaBus」プラットフォームを通じて実施した29カ国調査の結果です。
本調査では、イプソスは合計23,268人の成人を対象にインタビューを実施しました。対象年齢は、インドでは18歳以上、カナダ、アイルランド共和国、マレーシア、南アフリカ、トルコ、米国では18~74歳、タイでは20~74歳、インドネシアおよびシンガポールでは21~74歳、その他すべての国では16~74歳でした。