関心のある競技 Z世代１位 “バレーボール”、２位“ 卓球”
【プレスリリース】世界最大規模の世論調査会社イプソス株式会社（日本オフィス所在地：東京都港区、代表取締役：内田俊一）は、日本を含む世界33カ国24,531人を対象に、2024年に開催される国際的なスポーツイベントに対する意識調査を実施しました。調査の結果、Z世代では、関心のある競技1位に“バレーボール”が選ばれ、2位には他の世代ではランク外の “卓球”が選ばれるなど、日本人の世代別の関心度の違いが明らかになりました。また、大会への関心度は前回開催時よりも 8ポイント上昇していることがわかりました。
【調査結果】
日本人が関心を持っている競技TOP5：Z世代１位は“バレーボール”、２位“卓球”、若い世代では“バスケットボール”も人気に
関心のある競技として、ミレニアル世代以降では共通して“陸上競技”が1位に選ばれる中、Z世代では “バレーボール”が1位に選ばれました。さらに、他の世代ではランク外の“卓球”がＺ世代では2位にランクインしています。また、X世代以降（45歳以降）に人気の“柔道”は、Z世代、ミレニアル世代 では6位以下となり、代わりに“バスケットボール”が共通して4位に選ばれました。
日本人が関心を持っている競技 TOP 5
2024パリ大会への関心度：前回大会よりも8ポイント上昇し40%へ
日本人の大会への関心度は40%と前回開催時よりも8ポイントアップしていることがわかりました。これはグローバル平均でも同様の傾向が見られ、新型コロナウイルスによる影響が心配されていた時期よりも肯定的な意見が増えていることがうかがえます。尚、日本人の世代別での関心度は、X世代が最も多く43%、ベビーブーマー世代が41%、ミレニアル世代が37%、そしてZ世代35％という結果になりました。グローバル平均ではミレニアル世代の関心度が最も高く61%、X世代が59%と続き、日本とグローバル平均では真逆ともいえる傾向であることがわかりました。
今回の調査結果について、イプソス株式会社代表取締役社長の内田俊一は以下のように述べています。
「以前のコロナ禍での開催とは異なり、今回は世界的にみても関心度が高まっています。世代による競技への関心度の違いは、その時々の文化や教育背景、時流（アニメや映画などのエンターテイメント）による影響も大きいのではないでしょうか。グローバルではこの世界的なスポーツの祭典ともいえるイベントが『世界が一体となる重要な機会』と考えると答えた人が75%にも上ります。スポーツを通して世界に明るい話題が各国に届けられることを期待されていることがわかります。本調査は今後も継続的に実施していきます。どのような変化がみられるのかはまたお知らせしていきます」
【調査背景】
イプソスでは4年に一度行われる国際的なスポーツイベントに合わせて、世界の人々の大会への意識や行動、またその変化の動向を観測し、理解するための調査を行っています。
【 調査概要 】
調査方法：イプソス グローバルアドバイザー調査プラットフォーム 、IndiaBus プラットフォームを使用したオンライン調査
調査対象： 世界33カ国24,531人
インドの18歳以上、カナダ、アイルランド共和国、マレーシア、フィリピン、南アフリカ、トルコ、アメリカの18～74歳、タイの20～74歳、インドネシアとシンガポールの21～74歳、その他すべての国の16～74歳の成人
実施日： 2024年5月24日（金）から6月7日（金）
調査機関：イプソス
