自動化によって働き方はどう変わっているか
- 世界の労働者の半分近くが、「自動化によって自身の仕事内容・手順が変化した」と回答している
- 3人に1人の労働者が「自動化によって、自身の現在の雇用にリスク が生じる」と回答している
- とは言え、人々の回答傾向を見ると「自動化技術によって社会にはプラス影響がある」は、「マイナス影響がある」の2倍高い
2019年2月21日、パリ – イプソスと世界経済フォーラム(World Economic Forum)は、「世界の人々と自動化(Global Citizens and Automation)」という新レポートをまとめ、世界中の男女の仕事の内容・手順がいかに大きく変化しているのかを浮き彫りにしました。レポートには、自動化に対する世界中の消費者の態度、経験や心構えに関する詳細な考察が掲載されています。これは、イプソスと世界経済フォーラムが共同で実施した「情報テクノロジーに対する消費者の受容性に関するグローバルトラッキング調査」の最初の調査結果をもと作成されています。
世界の人々と自動化(The Global Citizens and Automation)に関する調査は、2018年10月~11月、世界26カ国の18,813人を対象にイプソスのグローバルアドバイザー調査のプラットフォームを使用して実施されました。 今後のこのトピックでのグローバルトラッキング調査は、年に2回実施され、調査結果がレポートにまとめられる予定です。
今回の調査で導き出されたのは、次の3つの主要インサイトです:
- 労働者の自動化に関する経験については、ほとんどが「肯定的で、オートメーションを支持する」と回答した が、自動化によって、自身の雇用にリスクが生じるとおそれている人も多数いる
- 世界の労働者を見ると、国によって自動化に対する準備レベルは異なる
- 自動化技術は、好意的に見られる傾向がある
以下のスライドシェアで全プレゼンテーションをご覧いただけます。
Ipsos WEF - Global Consumer Views on Automation from Ipsos Public Affairs
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