孤独感は世界的に増加しているが、地域社会の支援も増加している
イプソスが実施したの新しい調査は、コロナ禍が世界中の精神的な健康、地域社会の支援、孤独にどのような影響を与えているかを示しています。
世界では、3分の1が自分たちの地域社会がより協力的になったと考えている
- 世界の調査対象者の3分の1 (32%) が、自分の住む地域社会が過去6か月間でより協力的になったと感じている。
- イギリスは、自分たちの地域社会がより協力的になったことに同意する傾向が高い上位10カ国にランクインする唯一のヨーロッパの国です:トップは中国とインド(いずれも55%)、続いてサウジアラビア (51%) 、ペルー (44%) 、チリ (43%) 、マレーシア (43%) 、メキシコ (40%) 、英国 (39%) 、シンガポール (39%) 、アルゼンチン (38%) 。
- 自分たちの地域社会がより協力的になったことに反対する傾向が高い国はトルコで、ほぼ半数 (47%) の人がそのように回答している同意している 。過去6か月間で自分たちのコミュニティがより協力的になったことに同意する傾向が低い国は、トルコ (17%) 、ロシア (13%) 、日本 (10%) である。
新型コロナウイルスは世界的に人々の心の健康に悪影響を及ぼす
- 世界的には、新型コロナウイルスは心の健康に良い影響よりも、悪い影響を与えると言う人の方が多い(良い影響22% vs. 悪い影響40%)。
- これについては国によって大きな違いがある。パンデミックが彼らの心の健康に良い影響を与えると言う人が多い国は、ペルー (47%)、メキシコ (44%)、インド (42%)、サウジアラビア (40%) 、マレーシア (36%)。
- 一方、パンデミックが心の健康に良い影響を与えると言う人が少ない国は、英国 (13%) 、ハンガリー (12%) 、カナダ (11%) 、フランス (11%) 、日本 (8%)。
世界中で孤独感が増している
- 世界的には、41%が過去6カ月間で孤独感が増したと回答しており、19%は孤独感が減ったと回答している。
- 孤独感が増したという人の割合が高い国は、トルコ (54%) 、ブラジル (52%) 、ベルギー (51%) 、カナダ (50%) 、英国 (49%) 。
- トルコの人々は、地元コミュニティがこの6カ月間で支援的になったという意見に同意しない傾向が最も高かった (47%) 。
- 孤独感が増したという人の割合が低い国は、マレーシア (35%) 、ポーランド (34%) 、ロシア (28%) 、中国 (26%) 、日本 (23%) 。