レピュテーション協議会レポート

2009年に設立されたイプソス レピュテーション協議会には、世界有数企業のシニアコミュニケーターが参加しています。

第13回レピュテーション協議会は、20カ国から154人のシニアコミュニケーターが参加する過去最大かつ最も国際色豊かなものとなりました。
この一年で大規模やスキャンダルが数々の企業のレピュテーションを揺るがす中、当該企業のリーダー、さらには業界全体が、影響力は絶大だが潜在的に不安定なレピュテーション資産のリスクとメリットに改めて注目しました。

これらのスキャンダルの中には、企業の存続や事業免許のはく奪に迫る深刻な脅威となったものもありました。一方で大事に至らず、忘れ去られたものもありました。 本編では、レピュテーション協議会のメンバーが、本格的なレピュテーション危機に飛び火する恐れのある問題と単なる日常の混乱に過ぎない問題をどう区別すべきかを考察します。コミュニケーターはどのような指標や早期警戒システムを備えれば、危機からのリカバリー能力を高めることができるのでしょうか。

テクノロジー業界はいま、前例のないレピュテーション課題に取り組んでいます。プライバシー、データ漏洩、広告活動、AIや自動化への不安が同時に押し寄せ「テックラッシュ」という現象が起きています。イプソスは協議会のメンバーに対し、彼ら自身の事業への示唆と、テクノロジー企業がテクラッシュに対応する方法からコミュニケーターが学べる教訓について話を伺っています。

また、報酬比率開示、男女平等、CEOの任期短縮、 「有名人リーダー」 の課題などを背景に、CEOが社外コミュニケーションで果たすべき役割についても綿密な調査結果をご報告します。本編では、協議会メンバーによるCEO主導のコミュニケーション戦略を検討し、CCOがこれらのコミュニケーションによって、レピュテーション価値を崩壊させずに確実に構築していく方法を考察します。

グローバルコミュニケーションに伴う機会と課題は、過去のレポートで検討したテーマです。今回はメッセージやナラティブを発信する際のグローバルとローカルのバランスの取り方と、世界のレピュテーション動向をリアルタイムで把握する方法について協議会メンバーに問いかけています。

最後に即答調査のセクションを設けました。ここでは、CSRの死ソーシャルメディアによるコミュニケーションのかく乱二極化社会で立場を明らかにする必要性消費者は製品の価格より企業の行動を重視するかなど、議論の余地のある注目の話題について協議会メンバーの見解を分析しています。

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