コロナの時代に一歩を踏み出す
企業コミュニケーションの観点
企業は、今日世界が直面している、危機の回復プロセスの不可欠な部分です。しかし、このような環境でコミュニケーションは、特により広範なビジネス目標に関連して、企業は真実性があり、信憑性があり、効果的な活動を選択するように注意しなければなりません。こういった活動をすると、評判が向上する可能性が高いと同時に、コミュニティに最大の影響を与えるでしょう。
企業にとってリスクがあり、意見が分かれることもありますが、それが真に企業の社会的目的や価値観を反映し、行動の証拠で裏付けられていれば、企業の評判や関係性に強力なプラスの影響を与えることができます。
フランス、日本、アメリカのケーススタディを取り上げた、イプソスのコーポレートレピュテーションチームが新しく発行したペーパー「Ipsos Views」では、世界的なパンデミックの最中の企業の認識を探ります。
企業が回復に貢献することを信頼する人々のために、イプソスは、企業が態度を明らかにするためのいくつかの具体的な提案を提示しました:
- 何よりも、関連性があり、本物でなければならない:自社の価値観に忠実な強い社会的目的に沿ったスタンスは、純粋な利他主義を超えた利益をもたらします。つまり、顧客との真のつながりを作り、最高の才能を引きつけ、影響力を持つ人々とのより良い関わりにつながるのです。
- あなたが説くことを実践する:ビジネスが行動の実績を示すことができなければ、どんなスタンスも信頼性に欠けるでしょう。もしあなたが多様性について態度を明らかにするなら、自身のビジネスの中でしっかりと達成していかなくてはなりません。
- リスクを理解する:どんなに良い時であっても、大胆に態度を明らかにすることは本質的に意見が分かれることであり、リスクを伴う痛手となり得ます。しかし、問題が企業の目的の中心にあり、ステークホルダーの期待である場合は、発言しない方が大きなリスクになる可能性があります。