キャッシュレス停滞!キャッシュレス決済マンスリー調査9月調査結果を発表

イプソスは、様々な決済手段の利用状況について2020年1月から毎月調査を実施し、前月の消費について決済方法の実態を捉えるキャッシュレスマンスリー実態調査をオンラインアンケートにより聴取しました。9月の調査結果を一部ご案内いたします。

グローバル市場調査会社のイプソス株式会社は、様々な決済手段の利用状況について2020年1月から毎月調査を実施し、前月の消費について決済方法の実態を捉えるキャッシュレスマンスリー実態調査をオンラインアンケートにより聴取しました。9月の調査結果を一部ご案内いたします。

<結果の要約>

  • 9月調査の結果、前月よりほぼ変化は無く、キャッシュレス化は停滞している。
  • キャッシュレス化の停滞はすべての年代で共通している。
  • 男性はQRコード決済の利用が多く、女性はクレジットカードの利用が多い。

 

 

毎月の支払いに利用した各決済手段シェアがわかる調査 9月調査では、変化は見られない

イプソスは2020年1月から毎月、約2,400名に対して、前月1か月間のクレジットカード、QRコード決済、デビットカード、電子マネーとプリペイドカード、現金の利用実態について、オンラインアンケートを実施しています。
先月、固定的に支払うものを除き、飲食やお買い物などの消費で決済している金額の割合を聴取し、さらに、各決済手段の毎月の利用回数を聞いており、金額と利用回数を両方把握できるデータとなっております。
以下は2020年7月~9月調査の現金とクレジットカード、QRコード決済の利用金額割合の推移グラフです。6月~8月の各月の支払いについて表しております。

支払い金額割合(%)

現金の割合だけでなく、クレジットカードやQR決済の割合、さらに電子マネー・プリカとデビットカードの割合もほぼ変化が見られない状態が続いています。今年の1月から続いてきた現金の減少幅もほぼ見られなくなっており、全体的にキャッシュレスは停滞状況に入っているように見えます。
QRコード決済の利用は、今年前半のキャンペーンで利用金額は増えましたが、それ以降はずっと10%台にとどまっています。QRコード決済の利用促進にはキャンペーンやイベントが効果的ですが恒常的利用につなげるのが課題といえそうです。

年齢別の現金の支払い割合年代別でのキャッシュレス化の進行度合いについて、20代は7月に現金利用が一時的に増加しましたが、8月になってはほぼ6月と同じレベルに戻りました。結果、現金支払い金額の割合はほぼ変化なく続いていることがわかります。
50代は7月に現金利用が微減し、クレジットカードではなく、QR決済、電子マネー、デビットカードの利用がそれぞれ微増しました。一方、8月にはクレジットカード利用が増えました。詳細の数字は本編レポートにてご提供しています。

 


性別によるキャッシュレス化の違い

性別によりキャッシュレス化に違いがあるようです。

性別のキャッシュレス

現金の利用は男性より女性の方が多く、男性の方がキャッシュレス化している、といえます。8月には男女の現金利用の差が2.4%と、少しだけ縮みました。
クレジットカードの利用においては男女の差はほぼありませんが、男性の方がよりQRコード決済を利用しています。

調査結果のレポート本編では、さらに詳細なデータをご提供しています。上記でもご紹介した年代別、性別の他、各クレジットカード利用者別のキャッシュレス化の進度、どの決済手段がどの程度増減しているのかを具体的に把握できます。

 


調査の詳細について

イプソス金融チームは、消費者動向や日本国内外の金融サービスの利用状況などを幅広く捉え、エンドユーザーに対するサービスの改善を図る金融機関様に資する情報提供を行ってまいります。

本データは、2020年1月から実施しているキャッシュレスマンスリー調査において、決済手段の利用状況について聴取したものとなります。次回の調査は10月15日~19日に実施する予定です。

本調査のより詳細なデータをご購入いただいた場合、この結果をもとにした深堀調査もできますので、ご興味がありましたら是非弊社までご連絡ください。

 


調査概要

調査時期:2020年1月15日~20日、2月14日~17日、3月13日~16日、4月17日~22日、5月15日~19日、6月15日~19日、7月15日~19日、8月15日~19日、9月15日~19日
調査対象者:日本全国18~79歳男女
サンプルサイズ:1月2,401名、2月2,401名、3月2,400名、4月2,400名、5月 2,400名、6月2,400名、7月2,400名、8月2,400名、9月2,400名
調査方法:オンライン調査

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