自主調査レポート:消費者の生活を直撃!95%が感じた「値上げショック」の実態とは?
【自主調査レポート】イプソス株式会社では、「オンラインコミュニティ」という調査手法を活用し、20~69歳の消費者を対象に、日本における物価上昇をテーマとした自主調査を実施いたしました。 急激な物価上昇が続く中、消費者の生活や意識は日々大きく変容しています。しかし、実際のところ、消費者は何を感じ、どのような行動をとっているのでしょうか?自主調査レポートでは、物価上昇が日常生活に与える影響や行動の変化を掘り下げ、値上げに対する消費者のリアルな声をお届けします。

調査結果のサマリー
- 全体の95%が食料品に対して直近1年で値上げを実感しており、最も困る値上がりとしても捉えている者が多い。
- 値上がりへの対策として、生活費の削減やポイ活、投資などの副業が実施されている。
- 節約を意識しすぎると心身に悪影響が出るという声もあがり、心身の健康に気を配りつつ適度に節約に取り組む様子も一部で見られた。
調査結果(一部抜粋)
■直近1年で値上げを感じたものは何か?(複数選択肢)

直近1年で値上げを感じた項目を複数選択肢で尋ねたところ、全体の95%が食料品に対して直近1年での値上がりを実感しているとの結果になりました。性別では女性のスコアが全体的に男性より高く、日用品など一部の項目で大きな差が見られ、年代別で見ると20代は30代以上と比べて、値上がりを感じている人は少ないという結果も見られました。
■製品/サービスの値上げ理由の許容度は?(マトリクス+自由回答)

製品やサービスの値上げ理由について、5つの要因の許容度をマトリクス形式で調査し、自由回答で詳しく意見を伺いました。その結果、数値データでは「原材料費」「輸送費」「人件費」を理由とした値上がりは比較的受け入れられやすい傾向が見られました。必要不可欠と感じられる内容が理由となることで、仕方ないものとして許容されやすくなるようです。しかし、自由回答からは「どんな理由であっても値上げは避けてほしい」という消費者の葛藤も浮かび上がっていました。
レポート内では消費者のリアルな声とともに、値上げにより始めたことや、具体的な行動を紹介しています。無料でダウンロードいただけますので、ぜひ覧ください。
調査概要
Ipsos独自ソリューション - シンジケートコミュニティ を用いた自主調査
・ 手法:オンラインコミュニティ
・ 地域:全国
・ 期間:2024年8月1日 - 2024年8月13日
・ 対象者条件:20~59歳
・ サンプルサイズ(完答者数):200人
・ 設問ボリューム:計5問(回答所要時間 10~15分)
イプソス「オンラインコミュニティ」とは
イプソスのオンラインコミュニティは、質的な深堀をしつつ、量的な確からしさも得られるという、定量・定性のいいとこどりをしたような調査手法です。
独自の高性能プラットフォーム、長年培ってきたリサーチスキル、コミュニティ専属チームによる、運営ノウハウを融合。従来の定量・定性調査だけでは見えてこないインサイトを提供します。

コミュニティのトライアルはもちろんのこと、クイックな定性・定量調査や、プロジェクトを立ち上げるほどではない「ちょっと聞いてみたい」ニーズなどにお答えする場としても活用いただけます。オンラインコミュニティの紹介は、下記リンクから無料でダウンロードいただけます。(登録不要)
また、ページ下部からお問い合わせいただければ、カジュアルな面談も承ります。「○○の調査が可能か相談したい」「費用感について知りたい」など、どんなご相談でもお気軽にお寄せください。お待ちしております。