新型コロナウイルスのワクチン接種意向は世界中で高まっている

イプソスと世界経済フォーラムの最新調査によると、できるだけ早くワクチン接種を受けたいという要望が広まっています。

2021年3月11日、ニューヨーク — イプソスが世界経済フォーラムと共同で実施した新たな調査によると、12月以降、調査対象となった15カ国すべてにおいて新型コロナウイルスワクチンの接種意向が顕著に増加しています。この調査ではまた、多くの国で、ワクチン接種意向のある人々の大多数が、利用可能になったらすぐに接種を受けようとしていることも示されています。
この調査は2021年2月25日~28日、13,500人以上の75歳未満を対象に、イプソスのGlobal Advisorオンラインプラットフォーム上で実施されました。

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ワクチン接種意向は増加傾向

新型コロナウイルスのワクチン接種に「強く」「やや」同意する調査対象者は、調査対象となった15カ国のうちの1か国を除いて、まだ接種を受けていないと回答した人の過半数を占めました。まだ接種を受けていない対象者の間でのワクチン接種を受ける意向は、
•    ブラジル (89%) 、英国 (87%) 、イタリア (85%) 、中国 (82%) 、スペイン (82%) 、メキシコ (80%) 、韓国 (80%) で非常に高い
•    カナダ (79%) 、オーストラリア (78%) 、日本 (74%) 、ドイツ (74%) でやや高い
•    米国 (65%) 、南アフリカ (65%) 、フランス (59%)で中程度
•    ロシア (42%) で低い

2020年12月17日~20日に同様の調査が実施されて以来、15カ国すべてでワクチン接種を受けることに強く同意する人の割合が増加しています。当時、調査対象国の多くはワクチンを承認していませんでした。
•    12月中旬以降、15カ国中8カ国でワクチン未接種のひとの間での接種意向が20ポイント以上上昇。イタリア(62%、36ポイント増)、スペイン(57%、31ポイント増)、英国(70%、24ポイント増)、ブラジル(76%、24ポイント増)、フランス(35%、23ポイント増)、メキシコ(64%、22ポイント増)、カナダ(60%、21ポイント増)、ドイツ(51%、21ポイント増)。
•    増加幅が小さいのはロシア(16%、+2)と米国(41%、+3)。
•    これらの数字を大局的に見ると、オックスフォード大学のデータによれば、調査時点でワクチンを1回以上接種した人の割合は、英国29%、米国14%、ブラジル、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペイン3~5%、メキシコ、オーストラリア、日本、南アフリカ、韓国では1%未満。

“If a vaccine for COVID-19 were available to me, I would get it”

Interest in Getting Vaccine Climbs Significantly in Most Countries

 

高まる焦燥感

調査対象となった15カ国のうち11カ国で、まだワクチン接種を受けておらず、ワクチン接種意向のある人のほとんどは、可能になればすぐに、または1カ月以内に接種受けるつもりだと回答しています。
•    80%以上:ブラジル、英国(いずれも85%)
•    70%以上:メキシコ (78%)、スペイン (73%)、 ドイツ、イタリア (72%)
•    60%以上:カナダ (69%)、フランス(67%)、米国 (67%)、南アフリカ (64%)
•    50%以上: オーストラリア (58%)
•    半数以下:日本 (49%)、中国 (43%)、ロシア (35%)、韓国 (31%)

Once the COVID-19 vaccine becomes available to you, when would you get the vaccine?

In many countries, majorities seek to get the vaccine within weeks

 

 

 

この調査について
これはイプソスがGlobal Advisorオンライン調査プラットフォームを通じ世界28カ国で実施した調査の結果です。米国、カナダ、南アフリカでは18~74歳、オーストラリア、ブラジル、中国(本土)、フランス、ドイツ、イタリア、日本、メキシコ、ロシア、韓国、スペイン、英国では16~74歳を対象とし、2021年2月25日~2021年2月28日に実施しました。 
オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、韓国、スペイン、英国、米国のサンプルは、75歳未満の一般人口を代表するものとみなすことができます。ブラジル、中国(本土)、メキシコ、ロシア、南アフリカのサンプルは、一般人口よりも都市部居住で、教育水準が高く、かつ/または裕福であり、これらの国々の調査結果は、よりインターネットへのアクセスが可能な層の意見を反映したものと考えるべきです。
調査の一部は、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、イタリア、日本、韓国、スペイン、英国、米国では1,000人以上、メキシコ、ロシア、南アフリカでは500人以上を基本サンプルとして、15カ国すべてで実施されました。他の部分はロシア以外の同じ国で実施され、すべての国で1,000人以上を基本サンプルとしました。
このレポートには、2020年12月17日~20日および2020年7月24日~8月7日にイプソス Global Advisorプラットフォームで実施した同様の調査データとの比較が含まれています。
各国のサンプル構成が、最新の国勢調査データに基づく成人人口の人口統計学的特性を最もよく反映するように、データは加重されています。
結果の合計が100にならない場合、または 「差」 が実際よりも+/- 1多い/少ないと思われる場合、これは端数処理、複数回答、または「分からない」の除外、または明記されていない回答による可能性があります。
Ipsosオンライン世論調査の精度は、1,000から+/- 3.5パーセントポイントの精度と500から+/- 5.0パーセントポイントの精度の世論調査の信頼区間を使用して計算されます。Ipsosの信頼区間の使用に関する詳細については、IpsosのWebサイトを参照してください。
これらの調査結果の公表は、各国の規則に従います。

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