グローバル消費者信頼感インデックス - 2019年4月
消費者信頼感はフランス、イスラエル、スペインで上昇、ラテンアメリカでは下降しました。2019年4月のイプソスグローバル消費者信頼感インデックスは下降傾向が続き49.0ポイントとなりました。グローバルインデックスは過去3ヶ月で0.9ポイント下降したことになります。
ラテンアメリカでは、アルゼンチン(-5.6)、メキシコ(-3.9)、ブラジル(-3.0) の調査対象3カ国すべてで大幅な下降が見られます。ヨーロッパではスペイン(+2.5)とフランス(+2.2)のみが上昇し、ポーランド(-2.8)、ドイツ(-2.2)、ハンガリー(-1.7)では大幅な下降が見られます。アメリカでは3ヶ月前と比較して1.5ポイントの下降です。消費者信頼感インデックスは、調査対象国の人々の自国経済、自身の経済状況、貯蓄、投資に対する意識と態度を表す指標です。
- 調査対象となる世界24カ国のうち、3ヶ月で大幅な伸びが見られたのはスペイン、イスラエル(+2.4)、フランスです。
- 一方、3ヶ月で大幅な下降が見られたのはアルゼンチン、メキシコ、ブラジル、ポーランド、南アフリカ(-2.3)、ドイツ、ハンガリー、アメリカです。
- 中国のインデックスは69.6ポイントで、変わらずトップを走り続けています。次いでサウジアラビア(64.4)、インド(62.4)、アメリカ(60.2)です。
- 最もインデックスが低いスコアだったのがトルコ(31.8)、次いでアルゼンチン(33.1)、ロシア(38.6)、韓国(39.7)です。
- 日本は3ヶ月で0.6ポイント下降し、42.7ポイントです。
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ジョブインデックス (雇用保障信頼感、失業経験、雇用の見通し) |
期待インデックス (個人財政、地域経済、雇用の見通し) |
投資インデックス (購入及び投資信頼感、個人財政現況と今後) |
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グローバル平均: 56.9 3ヶ月トレンド: -1.5 大幅上昇: - スペイン: +2.5 - イスラエル: +2.3 - フランス: +1.7 大幅下降: - アルゼンチン: -6.6 - メキシコ: -4.4 - アメリカ: -3.5 |
グローバル平均: 57.3 3ヶ月トレンド: -0.6 大幅上昇: - サウジアラビア: +3.1 - フランス: +2.4 - スペイン: +2.3 大幅下降: - メキシコ: -5.2 - ブラジル: -2.3 - インド: -2.2 |
グローバル平均: 42.5 3ヶ月トレンド: -1.0 大幅上昇: - フランス: +2.5 - スペイン: +2.4 - イスラエル: +2.3 大幅下降: - アルゼンチン: -5.8 - ブラジル: -4.4 - ポーランド: -4.3 |