#IWD2019: 女性と今日の社会

イプソスが実施したグローバル調査で、男性の過半数が「男女平等は男性の支援がないと実現できない」と認識していることが明らかになりました。しかし男性の半数は「期待されすぎている」とも感じています。

主要なポイント:

  • 調査対象者の65%は男女の平等は男性も女性の権利についてアクションを起こさない限り実現できないと考えています。しかし、男女平等への挑戦において男性への期待が大きすぎるという意見については二分しています。「男性への期待が大きすぎる」には43%が同意し、46%が同意していません。男女の比較では、男性の50%、女性の36%が同意しており、男性の同意する割合が高くなっています。
  • 男女平等へはまだまだ長い道のりがあります – しかし、態度は変わってきています。調査対象国全体では、半数(50%)が「若い女性は親世代の女性よりも良い人生を送るだろう」と回答しています。65%は「男女の平等を達成することは個人的に重要である」と回答していますが、これは昨年(70%)よりも5ポイント低下しました。
  • ほとんどの調査対象国では、子どもの世話は女性だけに任されているものではなくなりました。調査対象国全体では、75%が「育児のために家にいる男性は男らしくない」という意見に同意しておらず、同意しているのは18%に止まっています。また、全調査対象者の75%は「自分の上司が女性であることに違和感はない」と回答しており、17%だけが「違和感がある」と回答しています。女性(14%)よりも男性(20%)のほうがこの「違和感」を感じる割合が高くなっています。
  • しかし、女性はいまだに様々な問題に直面しています。全調査対象国の30%がセクシャルハラスメントを直面する問題のトップに挙げています(2018年調査の32%からほぼ変化なし)。同一賃金は、多くのヨーロッパ諸国で、より重大な問題として扱われています。セルビア (41%)、オーストラリア(40%)、ポーランド(24%)、そしてロシア(21%)の調査対象者が、家庭内暴力を最大の問題としてみています。一方、韓国(31%)、日本(26%)の人々は、仕事と育児の責任の両立が、女性が直面する最大の問題と見ています。
  • 世界的に、男女平等の実現を助ける行動の中で最も効果的と人々が考えるのは、雇用者が同じ仕事に対して男性と同等の賃金を女性に払うこと(36%)、暴力とハラスメントから女性を守る法律を厳しくすること(35%)です。過半数(69%と68%)は、これらの行動が平等の実現にポジティブな影響をもたらすだろうと考えています。
  • 「教育」は、平等が真っ先に実現されるだろうと人々が考える領域です。半数に近い(47%)人々が「教育における女性差別は20年以内になくなるだろう」と考えています。「行政と政治」の分野で女性差別が消えるだろうと考える人は37%と低い割合です。

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