「世界が懸念していること」:コロナが4か月連続で最大の懸念材料

コロナウイルスの懸念はピークに達したのでしょうか?

最新の 「世界が懸念していること調査 (What Worries the World)」によると、調査対象となった27カ国で、新型コロナウイルスが4カ月連続で最も懸念されていることが分かりました。しかし以前よりもほかの懸念事項との差は小さくなっています。

7月、世界の43%がコロナウイルスが最も懸念される問題と回答しており、6月の47%、5月の55%、4月の63%を大きく下回っています。

新型コロナウイルスは27カ国中11カ国で最も大きな懸念事項となっており、2カ国でほかの問題とトップを分けています(ブラジルでは医療問題、スウェーデンでは犯罪と暴力)。

チリとインドはコロナウイルスに対して最も懸念を抱いている国であり、いずれも61%を占めていますが、トップの8か国間の差はわずか5ポイントであることは注目に値します。

コロナウイルスに次ぐ懸念事項は、失業(40%)で、8か国で最大の懸念事項として挙げられています。パンデミック以前、この問題が40%に達した最後の時期は2016年3月でした。

現在、失業について最も懸念している国はイタリア (62%) 、南アフリカ (60%) 、韓国 (59%) とスペイン(同じく59%)です。

貧困と社会的不平等、金融/政治的腐敗のランキングに大きな変化はありませんが、今月は世界で5番目に大きな懸念として、犯罪と暴力が医療に取って代わりました。

自国は正しい方向に向かっているのか?

また、毎月、自国の方向性について人々がどのように感じているかを追跡しています。現在、世界では61%が「間違った方向に進んでいる」と回答しており、39%が「正しい方向に進んでいる」と回答しています。新型コロナウイルスの大流行で、これまでこの割合は上下してきましたが、今では今年の初めとほぼ同じです。

多くの調査対象者が自国の方向性が間違っていると回答した国は、チリ (84%) 、南アフリカ (79%) 、ハンガリー (77%) 、フランス、ベルギー(いずれも73%)でした。先月以降、楽観的な見方が増えたのはわずか7カ国で、16か国で減少しました。

詳細はイプソスの グローバルサマリーレポートでご覧ください。

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