世界が懸念していること - 2019年5月
イプソスの「世界の懸念事項調査(What Worries the World study)」は世界28カ国を対象に実施しているトラッキング調査です。人々が自国が正しい/間違った方向に進んでいると考えているかどうか、そして彼らの最大の懸念は何かを調査しています。このクイックリンクからは最新のグローバルの調査結果の要約と各国の詳細をご覧いただけます。
世界の過半数(58%)の人々は、自国の状況が間違った方向に進んでいると考えています。この傾向は南アフリカで最も強く(82%)、続いてフランス(80%)、イギリス(79%)となっています。
世界で最も懸念されるのは失業問題で、調査対象者全体の33%がこれを挙げました。
貧困・社会的不平等(32%)と金融・政治の腐敗(31%)はどちらも1ポイント低下しました。スペインは失業と雇用について最も懸念している国となり、調査対象者の64%がこれを自国の最大の懸念だと回答しました。同様の懸念がイタリアと南アフリカでも60%を超えています。
世界の5大懸念事項
- 失業(33%)
- 貧困・社会的不平等 (32%)
- 金融・政治の腐敗 (31%)
- 犯罪・暴力 (30%)
- 医療 (25%)