イプソスが予想する2018年

2018年はどんな一年になるのでしょうか。2017年の年末、世界28カ国で21,500人の64歳以下の成人に対して実施した世論調査、イプソス・グローバルアドバイザ(Ipsos Global @dvisor)から、2018年の予想に関する調査結果をご案内します。

イプソスが予想する2018年

世界の予測は・・・

米国と北朝鮮の関係が緊迫していますが、両国が戦争を始める可能性について、人々の意見は二分されています。「戦争が勃発しそうだ」と考えているは、10人中4(42%)であるのに対し、「その可能性は低い」と答えた人の割合は40%でした。しかし、韓国では戦争が勃発しそうにないと考える傾向がより強く、66%の人々が戦争の「可能性は低い」と回答しました。

 今回の調査対象者の過半数(59%)は「中国は世界最大の経済大国になるだろうと考えています。これに関して最も懐疑的なのは日本(「そう思う」が25%)と韓国(37%)で、インド(43%)、ドイツ、アメリカ(どちらも40%)が続きます。

2018年の展望について個人の楽観度が高かった国は、コロンビア(93%の人が、「2017年よりもよい年になる」と回答)、ペルー(93%)、チリ(88%)、中国(88%)、メキシコ(87%)、インド(87%)です。楽観度が低かった国はイタリア(60%)、フランス(54%)、そして日本(わずか44%)でした。

 

その他の項目は・・・

  • 対象者全体の71%が「地球の平均気温が上がるだろう」と考えていた。この予想をした割合が特に高かった国はセルビア(87%)、最も低かった国はロシアと米国(両国ともに56%)である
  • 世界経済情勢についての見解は国によって分かれているが、新興国ではよりポジティブな意見が多かった。「2018年の世界経済は、2017年よりも堅調になるだろう」と回答した人の割合が最も高かったのは、中国(86%)、インド(83%)、ペルー(81%)。一方、世界経済に対して最も確信がない国は、イタリア(43%)、日本(39%)、フランス(36%)である
  • 「世界の株式市場は、今年暴落するだろう」と答えた人は、全体の28%のみ。この割合が最も高かった国はマレーシア(51%)、次いでサウジアラビアとインド(両国ともに39%)である

  • 「ドイツのアンゲラ・メルケル首相が引き続き在任する」可能性の方が、「トランプ大統領が告発される」可能性よりも高いと考えられている。平均でほぼ半数(48%)の人が、「アンゲラ・メルケル氏は引き続きドイツの首相を務めるだろう(ドイツ国内で「そう思う」と答えた57%のドイツ人も含む)」と考えいる一方で、「トランプ氏は、今年告発されるだろう」と回答した人は35%。アメリカのみの結果を見ても似たような数字で、アメリカ人の33%が「トランプ大統領は告発されるだろう」と見ている一方で、「その可能性は低い」と考えている人は49%である
  • 世界の半数の人(50%)が、「国際情勢に対するロシアの影響力が増すだろう」と考えている。中でも、これ対する確信度が高かったのは、セルビア(80%)とトルコ(74%)。ロシアでは66%であった

  • テロ攻撃の懸念については、国によって実にさまざまな結果が見られ、「自国でテロ攻撃が発生するだろう」と考えている人が半数以上だったのは、イギリス(65%)、トルコ(60%)、フランス(53%)、ドイツ(51%)、米国(51%)。対照的にほとんどの調査対象国において、「自国でテロ攻撃が発生するだろう」と考えているのは、4人に1人、あるいはそれ以下であった。
  • 対象者全体では、「今年、エイリアンが地球にやってくるだろう」と回答したのは10人中1(12%)
  • ほぼ半数(49%)の人々が、「先進国では、運転手のいない車が政府公認でデビューするだろう」と考えている.

 

これはGlobal @dvosorで実施した2018年予想調査の調査結果です。2017年11月27日~12月8日、世界28カ国16~64歳(カナダ、アメリカでは18歳~64歳)の21,548人を対象にイプソスオンラインパネルシステムで調査を実施しました。

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