グローバル調査:将来の食品を形成する現在の見解

イプソスによる最新のグローバルアドバイザー調査によれば、人々は今後、世界各地で健康的で質の高い食品の入手しやすさは向上するが、価格は高騰するであろう、と考えるようになってきています。食品のコストが改善すると考える調査対象者に対して、悪化すると考える調査対象者が2倍以上います。

グローバル調査:将来の食品を形成する現在の見解

現在の食事に対する人々の見解は大きく異なります。約5人に1人は肉、家禽、魚を食べたくないと言い、10人に4人は肉に代わる植物由来の代替品を試すことに興味を持っています。気候変動への拒絶や抗ワクチンへの恐怖に似た状況で、世論は遺伝子組み換え食品(GMOs)が議論されるべきである、と考えています。科学の世界で幅広く支持されているにも関わらず、調査対象者の大半は遺伝子組み換え食品を食べることを拒否しています。人々の態度は国によって様々です。例えば、米国では調査対象者の僅か34%が遺伝子組み換え食品を避けるのに対して、トルコでは調査対象者の4分の3が遺伝子組み換え食品を避けます。オーガニック食品については、およそ10人に3人がオーガニック食品しか食べないと言っているように、引き続き支持されています。たとえ選択の幅が狭まることになっても、過半数の人々は地元産の食品を好みます。

これらは、イプソスが2018年8月24日から9月7日に実施した新たな調査の結果です。世界30ヶ国の20,000人以上の人々に対してオンライン調査を実施しました。データは食品の将来に焦点を当てた最新のWhat the Future report (https://gen-pop.com/wtf)の一部として公開されています。

また、イプソスでは食事や体重の減少についても質問しました。スリムな人の54%は、現在の体重に満足していると回答しています。同じような割合の人々は体重減少のテクニックとして食事制限を試みると回答していますが、より多くの人々(61%)が食事制限は最終的に失敗すると考えています。61%はスリムでいるために食事をコントロールすると回答、45%は好きなものを食べるために運動すると回答しています。

食べる場所については、38%の人々が来年はもっと自宅で食事をしようと考えており、52%は今年と変わらないと回答しています。米国でUberEats や Amazon groceryといったサービスが増加し、世界的にも同じようなサービスの普及が進みつつあるにも関わらず、宅配で食事や食料品を受け取ろうと考える人は比較的少ないようです。

将来の見通しについては、大半の人はあまり大きな変化が見られないと考えています。10人に4人を少し上回る人は、健康的な食品の入手しやすさ、自身が口にする食品の品質、食品の環境への影響はほぼ同じであると考えています。しかし、ほとんどの国では、こうした分野での改善を感じる人が状況の悪化を考える人よりも多いです。将来の食品への強気な見方に対する主要な例外はコストです。3ヶ国(インド、中国、サウジアラビアといった、調査対象者が人口全体よりもはるかに豊かで教育程度が高い国)のみがコストは改善すると考えています。

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