イプソス・アップデート – 2025年10月
2020年代も半ばを過ぎ、パンデミックが始まってから5年が経ちました。今の時代をどう表現するのが最適でしょうか?イプソスの最新のグローバルトレンドレポート「不安の10年 - The Uneasy Decade」は、家族や地域社会の未来に対する楽観的な見通しが、1年前よりもさらに難しくなっているという暗いニュースを伝えています。
また、本年のレピュテーション協議会(Reputation Council)の特集では「戦略的沈黙(strategic silence)」の台頭に触れています。アメリカブランドに対するイメージが悪化していることを示す米国の最新の調査結果にもスポットを当てています。
今回の内容:
イプソスグローバルトレンド Ipsos Global Trends – 第9版では、地政学的緊張の急激な高まり、AIの急速な主流化、広範な社会の再編が報告されています。
イプソスレピュテーション協議会レポート2025 Ipsos Reputation Council Report 2025 – 企業が評判、社会、規制の環境に取り組む中で、最高コミュニケーション責任者(CCO)は組織の方向性に影響を与える上でどのような役割を果たしているのでしょうか。
ブランドアメリカ2025 Brand America 2025 – アメリカのブランドとして認識されることは、現在、信頼と購入意欲にマイナスの影響を与えることが分かっています。
合成データ Synthetic Data – 最新の考え方に沿って更新し、合成データの仕組みを分かりやすく解説し、価値ある推奨事項を提供しています。
人事チームの強化 Empowering People Teams – 私たちは人事チームに、専門職の現状と今後の方向性について、明確かつ証拠に基づいた見解を提供します。
推奨の波及効果 Advocacy Ripple Effect – 最新の調査により、推奨を通じて獲得した顧客はより価値が高く、維持率と支持率も高いことが明らかになりました。
インドのデジタルマーケティングの現状 2025-26 State of Digital Marketing in India 2025-26 – デジタル広告は成長しただけでなく、インドでブランドが消費者とつながる方法を根本的に変えました。
政府の人道援助に関する意見 Opinions on Government Humanitarian Aid – 調査結果から、援助に対する支持の強固な基盤が明らかになった一方で、現在の状況を特徴づける地域的および人口統計的な格差も明らかになりました。
その他のトピック:
- 今月の「世界が懸念していること調査」では、汚職に対する懸念の高まりとフランスの悲観論の高まりが示されています。
- アメリカ人が他の国々よりもAIに対して懐疑的な理由を探ります。
- IC Index 2025をもっと知りたいですか?イプソスのKarian & Boxが、さらに多くのインサイトを詰め込んだ「A Closer Look」をリリースしました。
- State of the Unionの最新調査では、欧州連合に対する悲観的な見方が続いていることが明らかになりました。