Signals #8:新型コロナウイルスによる危機を理解する

「Signals」ダイジェストの第8弾です。世界各国のイプソスが実施した、新型コロナウイルスに関する最新の調査をまとめています。

事態は進展しています。新型コロナウイルスの発生から大流行への進行、多くの国でのロックダウン、そして現在では社会と経済の緩やかな再開を目の当たりにしています。

今後の不確実な時期を見据え、新たな現実に適応しつつ、現在の状況のダイナミクスを理解することに焦点を当てています。

Signalsの最新版では、パンデミックとその余波について、世界中のチームが行った新しい調査を紹介しています。最新の世論調査、ソーシャルリスニングのデータ、および専門家による分析をまとめました。Signalsのこれまでのバージョンは、Signals専用のハブページからダウンロードできます。

今回は以下の内容が含まれています:

  • 世論 – 最新の16カ国コロナウイルスに関する世界の世論調査では、このウイルスの広がり方について人々の詳細な理解が欠けていることがわかりました。新型コロナウイルスは物の表面、子ども、動物、さらには5G技術を介して伝染する可能性があると思うかどうかを尋ねています。イプソス「世界が懸念していること What Worries the World 調査」では、世界で最大の懸念は依然として新型コロナウイルスですが、わずかに減少傾向です。一方、失業不安が徐々に高まっており、過去5年で最高レベルに達しています。
  • リサーチインサイト – イプソスが発表した新しいペーパー「気候変動と新型コロナウイルス:今後は? Climate Change & COVID-19: What Now?」では、コロナウイルスと気候変動の並行する危機を結びつけており、変化する市民の態度と行動と環境に配慮した回復のための要求を分析しています。一方、コロナ禍のMENA地域における食習慣の変化に関する調査結果からの知見は、料理の創造性と健康意識です。
  • 各国のインサイト –コロナウイルスの被害が最も深刻な国の1つであるブラジルでは、この危機の影響を受けずに済んだブラジル人はほとんどいないという現状が世論に反映されており、10人中7人が、調査ではブラジルは間違った方向に向かっていると回答しています。アメリカでは、ソーシャルディスタンスは緩和されていますが、アメリカ人の約2/3がコロナ以前の生活に戻ることは危険であると回答しており、コロナウイルスに対する懸念が再燃しています。イタリアでも同様に、国の再開と国民がコロナ以前の活動に慎重に戻りつつありますが、個人の安全に対する懸念が国民の間で少しずつ高まっています。

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