2022年入社 F.T

プロフィール

大学時代は法学部に在籍し、プロダクトの著作権や知財について学ぶ。2022年4月、イプソスに新卒入社。BHTに配属され、シニアリサーチエグゼクティブとして、食品関係のクライアントを中心に、トラッキング調査に関わる業務を行なっている。

調査結果そのままではなく、データの裏にあるものを見ていけることがおもしろい

調査結果に合わせて、消費者が求めるより良い商品を作っていける

— 入社したきっかけを教えてください。

大学時代はプロダクトに関する著作権や知財の勉強をしていたのですが、学んでいくうちに商品そのものに対する興味が湧いてきました。そこから就職活動においても、「良い商品を消費者に届けたい」「良い商品を消費者に届ける橋渡しがしたい」という軸ができ、その部分に携われる会社に入りたいと思うようになりました。

そんな中、マーケティングリサーチという業界に出会いました。魅力に感じたのは、調査を行うことで消費者がどういうものを求めているかが分かるし、その結果に合わせてより良い商品を作っていけるところです。また、調査会社の中でもイプソスに入った決め手は、会社の雰囲気が落ち着いていて、好奇心をすごく大事にしている社風が自分に合いそうだと思ったからです。

世に出ている商品が、どのよう思われているかを継続的に調査をする

— 現在の業務内容を教えてください。

他の部署との大きな違いは、一定期間繰り返すトラッキング調査というものを行なっていることです。半年〜1年に1回という長期的なスパンで、継続的に商品の認知度を調べたり、どう思われているかというイメージ調査を行なったりしています。その結果と共に、どのような訴求をしていった方がいいのかを提案し、広告やマーケティング施策に反映してもらっています。

日々の業務としては、複数のプロジェクトを抱えているので、それぞれの進行状況を確認しつつ、調査票を整えたり、レポートを書いたり、報告会があるときはその資料を準備したりと多岐に渡ります。インターネット調査の管理も行っていて、回答率があまり良くなかった際は、配信状況や内容の調整も行っています。

「なぜ?」というデータの背景を知ることができることがおもしろい

— どのようなところにやりがいを感じますか。

レポートを書いている段階で、消費者からの回答を見ることで発見があったり、世間が考えていることを知ることができるのが楽しいです。さらに、それをクライアントが知りたい課題に合わせてまとめていく過程もおもしろいですね。

それに関連したエピソードとして、ある商品のイメージが、昨年より落ちているという結果が出たことがありました。クライアントと一緒に調査結果を深掘りしていったとき、ある答えに辿り着きました。最初はあまり納得してくれなかったのですが、何度も話し合いを重ねて、最終的には納得していただくことができました。調査結果のデータをまとめるだけでなく、データの裏にあるものを深く見ていくことは、大変だったけれどすごくおもしろかったです。

また、継続して調査していくことで、前回との違いに気づけることもおもしろいなと思います。特に食品系だと、コロナ禍で皆さんがあまり外出しない時期に影響を受けていたり、最近では物価高騰の影響があったり、そういった背景を調べていくのがおもしろいですね。自分はコンビニに並んでいる商品の調査が多いので、コンビニに行ってどんな商品がでているのかを見る機会が多くなりましたね。

もっと経験をたくさん積んで、いろんな業界に携わっていきたい

— 今後の目標について教えてください

もっと経験を積んで、いろいろな業界の案件に携わるようになりたいと思います。マーケティングリサーチのいいところの1つとして、いろんなクライアントと接する機会がある事だと思うんです。一つの業界に限らず。そういう利点を活かして、いろいろな業界に携わって経験を積んでいきたいなと思います。

— 学生さんへのメッセージをお願いします。

リサーチャーという仕事は集中してデータを見ていくため、数字にあまり抵抗がない人が向いているかなと思います。また、イプソスは好奇心を大事にしている会社なので、好奇心が強いと思っている人はぜひ一緒に働きましょう。

そして、私自身の就活の経験として、面接が苦手で、自分のことを話すことに抵抗がありました。なぜならば、面接で自分を取り繕わないといけないのかなと思っていたからです。今にして思うと、ガチガチに固めて臨むより、もっとフランクにいってもよかったのかなと思います。イプソスの面接では、雑談もあって緊張せずに自分らしさを出せたことも、今こうやって働けることにつながっているのかなと思います。