いつコロナ発生前の通常の生活に戻るのか?予想は世界中で大きく異なる

ほぼ半数が、パンデミックの間にメンタルヘルスが悪化したと述べていますが、4分の1は2021年初頭から改善したと回答しています。

2021年4月12日、ワシントンDC —イプソスが世界経済フォーラムのために実施した新しい調査によると、調査対象の30カ国/市場の平均59%が今後12カ月以内にコロナ以前の通常の生活に戻ることができると考えています。そのうちの6%がすでにそうだと考えており、9%が3カ月以内、13%が4カ月から6カ月以内、32%が7カ月から12カ月以内と考えています(中央値時間)。およそ5人に1人が、3年以上かかる (10%) と考えているか、そうはならない (8%) と考えています。通常に戻る時期についての見方は国によって大きく異なり、サウジアラビア、ロシア、インド、中国本土の調査対象者の70%以上が、1年以内にコロナ以前の通常に戻ると自信を持っています。その一方で日本では80%、フランス、イタリア、韓国、スペインでは半数以上がもっとかかると予想しています。

 

世界的なレベルでは、コロナ以前の通常の生活に戻るまでにどれくらいの時間がかかるかと、パンデミックが収束するまでにどれくらいの時間がかかるかについての予想は、ほぼ同じです。この結果は、「通常の」 生活に戻れるかどうかはパンデミックを食い止めることにかかっていると、世界の人々が考えていることを示唆しています。
世界の調査対象者の平均45%が、約1年前にパンデミックが始まって以来、精神的・感情的な健康状態が悪化したと回答しています。しかし、今年に入って改善した (23%) という意見と悪化した (27%) という意見はは同じような割合です。

この調査は、2021年2月19日~3月5日、イプソス グローバルアドバイザー オンラインプラットフォーム で21,000人以上の75歳未満の成人を対象に実施されました。

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コロナ禍が収まるまでにどれくらいの時間がかかるのだろうか?

コロナ以前の通常の生活に戻ることに対する予想と同じように、調査対象となったすべての市場の平均58%がパンデミックは1年以内に収束すると予想しています。そのうちの13%がすでに収束している、または3カ月以内に収束すると考えており、13%が4カ月から6カ月の間、32%が7カ月から12カ月の間に収束すると考えています(ほとんどの市場での中央値時間)。インド、中国本土、サウジアラビアでは過半数がパンデミックはすでに収束しているか、今後6カ月以内に収束すると考えています。一方、日本では5人に4人、オーストラリア、フランス、ポーランド、スペイン、スウェーデンでは半数以上が1年以上かかると予想しています。

約1年前にパンデミックが始まってからの感情とメンタルヘルスの変化

調査対象となった30カ国/市場の平均では、約1年前にパンデミックが始まって以来、感情的・精神的な健康状態が悪化したと回答した対象者の割合は45%で、改善したと回答した割合 (16%) の3倍です。
11カ国のなかで、少なくとも半数が感情的・精神的な健康が低下がしたと回答しているのは、トルコ (61%) 、チリ (56%) 、ハンガリー (56%) です。
中国本土、インド、サウジアラビアでのみ、感情的・精神的な健康が改善したと回答した対象者の割合が、悪化したを上回っています。

2021年初頭からの感情とメンタルヘルスの変化

感情的・精神的な健康が改善したと回答した対象者の割合が、悪化したと回答した割合を少なくとも40ポイント以上上回っているのは中国(51ポイント)とインド(41ポイント)です。
2021年に入ってから感情的・精神的な健康が改善したと回答した割合が、悪化したと回答した割合を大きく上回ったのはハンガリー(30ポイント差で)、フランス(29ポイント)、イタリア(26ポイント)です。

 

この調査について

このGlobal Advisor調査は、イプソスオンラインパネルシステムを通じ世界30市場で実施したものです。米国、カナダ、香港、マレーシア、南アフリカ、トルコでは18~74歳、その他24市場では16~74歳の21,011人を対象とし、2021年2月19日~2021年3月5日に実施しました。 

サンプルサイズはオーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国(本土)、フランス、ドイツ、英国、イタリア、日本、スペイン、米国ではおよそ1,000人、アルゼンチン、チリ、コロンビア、香港、ハンガリー、インド、マレーシア、メキシコ、オランダ、ペルー、ポーランド、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、韓国、スウェーデン、スイス、トルコでは500人です。

アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、カナダ、フランス、ドイツ、英国、ハンガリー、イタリア、日本、オランダ、ポーランド、韓国、スペイン、スウェーデン、スイス、米国のサンプルは、75歳未満の一般成人人口を代表するものとみなすことができます。

ブラジル、チリ、中国(本土)、コロンビア、香港、インド、マレーシア、メキシコ、ペルー、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコのサンプルは、一般人口よりも都市部居住で、教育水準が高く、かつ/または裕福であり、これらの国々の調査結果は、よりインターネットへのアクセスが可能な層の意見を反映したものと考えるべきです。

各国のサンプル構成が、最新の国勢調査データに基づく成人人口の人口統計学的特性を最もよく反映するように、データは加重されています。

「グローバル国別平均」は、調査を実施したすべての国と市場の平均結果を反映しています。各国や市場の人口規模に合わせて調整されておらず、全体の結果を示すことを意図したものではありません。
結果の合計が100にならない場合、または 「差」 が実際よりも+/- 1多い/少ないと思われる場合、これは端数処理、複数回答、または「分からない」の除外、または明記されていない回答による可能性があります。
Ipsosオンライン世論調査の精度は、1,000から+/- 3.5パーセントポイントの精度と500から+/- 5.0パーセントポイントの精度の世論調査の信頼区間を使用して計算されます。Ipsosの信頼区間の使用に関する詳細については、IpsosのWebサイトを参照してください。

これらの調査結果の公表は、各国の規則に従います。

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