イプソスのヘルスケア部門で多発性硬化症患者のコミュニティパネルをスタート

イプソスのグローバルヘルスケア部門であるイプソス・ヘルスケアは、新しいシンジケート調査「多発性硬化症(MS)患者コミュニティ パネル」をローンチしました。

イプソスのMSセラピーモニターと並行して実施される「MS患者コミュニティパネル」は、EU5およびアメリカ全域の260人のMS患者の複数の治療経験を含むものです。イプソスのMSエキスパートがモデレーターを務め、パネリストは年間でさまざまなタスクに取り組みます。ここで参加者は年間を通して主要なトピックを探求し、質問に対して回答します。

ヘルスケア部門でリアルワールドエビデンス・自己免疫疾患分野のヘッドを勤める Paul O’Mearaは、以下のようにコメントしています。

患者が受領者から参加者に移り変わるにつれ、患者を現在、そして将来のビジネスモデルの中心に据えることは製薬会社にとって必要不可欠なものとなります。この目的を念頭に置いて設計されたMSコミュニティは、患者の満たされていないニーズを特定し、患者とのコミュニケーションを最適化し、新しいアイデアを評価し、多発性硬化症とともに生きる患者ひとりひとりのための医療戦略を立てるのに役立ちます。
コミュニティからのインサイトの一例を挙げます。コミュニティを通じて自己測定を依頼した最新のシンジケート調査では、88%のMS患者は自信の健康状態や生活状況を自己測定しており、自分の健康状態を自分で管理していると考えていることが明らかになりました。 この自己管理責任は限られた精神科医の助言によるもので、自身の医療提供者に自己測定を勧められたことがあると回答した患者は20%のみでした。

 

More insights about ヘルスケア

ニューサービス