米国や世界で人種問題が起きている中、コロナよりも大きな問題があると考える人が増えている

世界13カ国で過半数が人種差別やその他の形態の不寛容が自国に存在すると回答しています。

イプソスの最新の調査によると、アメリカやその他の国で起きている抗議行動の最中、調査対象16カ国のうち9カ国の過半数の人々が、新型コロナウイルスよりもはるかに大きな懸念すべき問題があると回答しています。

6月11日~14日、16,000人近くを対象に実施された調査では、中国とインド(75%)、韓国(65%)、ドイツ(62%)、日本(60%)がこの意見に同意する傾向が強く、ヨーロッパのスペイン(65%)、英国(63%)、イタリア(60%)は同意しない傾向が見られました。

「新型コロナウイルスよりも懸念すべき大きな問題がある」という意見に「同意する」と「同意しない」の差が最も少なかった国はフランスで、6ポイントの差しかなく意見が分かれている様子がわかります。次いでアメリカ、カナダ、オーストラリアでも意見が分かれており、いずれも7ポイント差でした。

Do you think there's bigger issues than Covid-19 with protests in the US? | Ipsos | Essentials

これに加えて、6月4日~7日に米国以外の14カ国で行われたイプソスの別の世論調査では、13カ国で過半数が、米国での抗議行動のベースとなっている人種差別やその他の不寛容が自国に存在すると回答しました。

新興市場国の南アフリカ(93%)、ブラジル(91%)、メキシコ(86%)がこの意見に同意する傾向が強く、カナダ、イギリス(いずれも82%)がこれに続いています。

ロシアは、回答者の意見が真っ二つに分かれた唯一の調査国です。また、回答者の3割以上が人種差別やその他の不寛容が存在しないと回答した国は、日本(44%)、韓国(36%)、イタリア(31%)でした。

Is there racism / intolerance in your country? | Ipsos | Essentials

これは2020年6月11日~14日、グローバルアドバイザー オンライン調査プラットフォームを使って実施した調査の結果です。カナダ、アメリカの18歳~74歳、オーストラリア、ブラジル、中国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、インド、日本、メキシコ、ロシア、南アフリカ、韓国、イギリスの16歳~74歳までの合計15,908人を対象にアンケート調査を実施しました。可能な場合には、3月と4月に実施した過去の追跡調査の結果と2月の調査から選択した結果を参照しています。

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