アジア太平洋地域の消費者の78%は、インターネットなしの生活を想像できないと回答
過去数十年にわたるテクノロジーの変化と破壊のスピードを軽んずることはできませんが、ビッグ・テックが約束したことは果たして守られているか、テクノロジーの潜在力を活用しつつそのリスクを軽減するために一致団結して何をすべきなのか、多くの人々は今そうした疑問を抱いています。
テクノロジーが日常生活に浸透しているように見えても、産業やシステムのデジタル化はまだまだ道半ばです。例えば、政府機関や銀行のウェブサイトの操作が技術的に最適だと感じることはほとんどありません。
テクノロジーが私たちの日常生活やルーチンに組み込まれた今、多くの人々が「テクノロジーは私たちの生活を良くしたのか、それとも悪くしたのか?」と問い続けています。その答えは一概には言えません。誰に尋ねるか、どこに住んでいるか、具体的にどんな技術について質問しているかに拠るのです。
テクノロジーは、より効率的で、より良いコネクションとコラボレーションを実現するという約束を果たしているでしょうか? 特にソーシャルメディアについては疑問視されています。多くのユーザーが「デジタルデトックス」を選び、インスタグラムの終焉は近いと主張する人もいます。マネタイズが激しくなり、独自にイノベーションを起こすより他のアプリを模倣することでユーザーの注目を引こうと競い合っているからです。