Signals #9:新型コロナウイルスによる危機を理解する

「Signals」ダイジェストの第9弾です。世界各国のイプソスが実施した、新型コロナウイルスに関する最新の調査をまとめています。

事態は進んでいますー私たちは、新型コロナウイルスの発生から世界的大流行への進行、多くの国でのロックダウン、そして現在では社会と経済の段階的な再開を経験しています。同時に、世界のいくつかの地域で見られる新たな感染拡大とロックダウンへの回帰は、私たちが非常に流動的で不確実な領域にとどまっていることを思い出させてくれます。

Signalsの最新版では、新たな現実に適応し始めている現在の状況を理解することに焦点を当て、グローバルな世論調査、ソーシャルリスニングのデータ、専門家による分析など、イプソスが世界で実施した新たな調査をご紹介しています。

現在の形式のSignalsシリーズは今回で最後となります。第10版では、これまでの記事の索引をご提供する予定です。

Signalsのこれまでのバージョンは、Signals専用のハブページからダウンロードできます。

今回は以下の内容が含まれています:

  • ポイント オブ ビュー  – イプソスの新しいペーパー「Adapting product testing in challenging times」では、イノベーション調査の専門家が、製品テストへのアプローチがパンデミックによってもたらされた新しい課題にどのように適応しているかを概説しています。また、「The role of culture in a global crisis」では、共有された価値観がどのように個人の行動を形作るか、そしてなぜ今がブランドにとって文化的な推進力を探求するのに絶好の時期なのかを考察しています。
  • リサーチインサイト – 旅行業界とホスピタリティ業界は、特にコロナ禍の影響を強く受けており、先行きの見通しは不確かです。 「What the Future travel report」 では、データと回復を方向づける消費者行動に基づいて、近い将来のパターンを調査しています。
  • 大衆の雰囲気 – 私たちの26カ国のcost of living survey(生活費調査)によると、調査対象者の5人に3人が、コロナウイルスの発生以来、自身と家族にとっての食品、製品、サービスの全体的なコストが上昇していると考えています。また、最新のソーシャルリスニング分析では、中国、フランス、アメリカでのオンライン会話を分析しています。
  • 各国のインサイト – 2020年には、年初の山火事から新型コロナウイルスの大流行まで、オーストラリア全土で危機が続いています。最新のAustralia Ipsos Issues Monitorは、オーストラリア人が最も懸念していること、変化していることを明らかにしています。一方、サウジアラビアからのレポートは、生活の様々な側面が正常に戻るまでにどれだけ時間がかかると考えているかを含め、新型コロナウイルスの影響をめぐる人々の期待を検証しています。最後にに注目するのはアメリカです。アメリカでは新型コロナウイルスの新たな症例が急増し、新たな世論調査の結果、2020年の大統領選挙が近づくにつれてこの感染症が米国人にとって最大の政治問題となっています。また人種的不平等に関する懸念は最も急速に上昇しています。

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