イプソス・アップデート 2022年9月
今月号ではまず、Ben Pageが不安定な世界情勢について考察しています。猛暑とインフレの上昇など、今月号の記事の多くに影を落とす暗雲が立ち込めており、消費者の不安は明らかです。また、広告におけるクリエイティビティに焦点を当て、行動科学が製品テストをより成功に導く方法を学び、さらに、最も信頼できる職業と中絶の合法性に関する人々の見解を探る新しいグローバル調査も行っています。
イプソスでは、グローバルネットワークを活かし、世界の最新リサーチ事情やイプソスの考察を定期的にまとめております。
今月号のラインナップをご紹介します。
グローバルインフレモニター Global Inflation Monitor
世界的にみて、インフレは依然として人々の最大の懸念事項です。28カ国を対象としたこの調査では、インフレ圧力に対する人々の懸念、期待、および認識について詳細に調査しています。
詳細はこちらから
世界が懸念していること What Worries the World
インフレは5ヶ月連続で世界の懸念事項のトップであり、ここ1年以上、前月比で増加し続けています。また、気候変動や新型コロナウイルスに対する懸念も7月以降高まっています。
詳細はこちらから
米国のインフレに注目 Spotlight on Inflation in the US
40年ぶりの高水準のインフレに直面する国から、インフレをテーマにした世論調査、レポート、そしてソートリーダーシップのいくつかをご紹介します。
MISFITS: 広告のクリエイティビティがブランドの成長を促す
クリエイティビティは、効果的な広告の原動力の一つとして評価されていますが、そこには問題もあります。Misfitsは、広告制作においてクリエイティビティの不確実性を受け入れることが、ビジネスリターンを得る最も確実な方法であると主張しています。
感覚を超えた存在 We’re More Than Our Senses
行動科学の原理は、製品テストや開発において十分に考慮されていませんでした。ここでは、製品設計において競争力を高めるための新しいフレームワークをご紹介します。
詳細はこちらから(英語)
ラグジュアリーバイヤーとは? Who are the Luxury Buyers?
40カ国以上、73,000人以上の富裕層から得た動機づけとその意識にもとづいた、ラグジュアリーバイヤーの新しいセグメンテーションを発表します。
詳細はこちらから(英語)
人工妊娠中絶に関するグローバルな見解 Global Views on Abortion
すべてではないにせよ、ほとんどの場合において中絶を合法とすることに対する世界的な支持はここ数年で徐々に高まってきています。しかし、いくつかの国では、人々はまだこれに強く反対しています。
詳細はこちらから
グローバル信頼性指数 2022年 Global Trustworthiness Index 2022
最も信頼できる職業は、4年連続で「医師」「科学者」「教師」の3つでした。この国際的な調査では、国レベルでの違いを検証しています。
詳細はこちらから
その他、イギリス人が誇りに思うこと、ペルーでの支払い方法、気候変動問題に対する世界の見方に関する記事も併せてご覧ください。