A World of Research - リサーチで2019年の世界を振り返る

イプソスのリサーチと分析を振り返ってみると、この1年の世界がわかります。

World of research - 2019 in Review | IpsosA World of Resarchでは、イプソスが2019年に実施した調査を基に様々なテーマの事実とインサイトを切り取り、ご紹介いたします。

2019年を月ごとに、イプソスが調査で明らかにしてきたことを振り返ります。態度変容と新しい消費者トレンド、そしてこれらが今日の社会とビジネスにもたらす影響を分析しています。


2019年は人々の認識が現実とどのように合致しているのか考察することからスタートしました。高齢化、 男女平等気候変動などの問題に触れ、これらのテーマは年間を通して調査を行ってまいりました。
例えば、老後を楽しみにしている人は世界で1/3しかいませんし、過半数の人は、現代社会では女性よりも男性の方が有利だと考えています。

52% of people think that there are more advantages to being a man than a women in society today. Only 12% think that being a woman is more advantageous. | Ipsos

今年初めには環境問題が表面化し、5人に4人が、今後の1年間で地球の気温が上昇すると予測しました。持続可能な容器包装に関するイプソスのペーパー「Third Moment of Truth (第三の真実の瞬間)」は、ブランドが今日の消費者の期待を変化させている環境意識の高まりに対応できる方法を取り上げました。

9 in 10 AROUND THE WORLD THINK THAT MANUFACTURERS SHOULD BE OBLIGED TO REDUCE THE PACKAGING WASTE THEY CREATE | Ipsos

今日の社会、政治、ビジネスに関する議論の中心的なポイントとなっている「信頼」についての質問をもとに、イプソスの特別レポート「Truth About Trust」では状況を調査し、信頼が危機的状況や終末的な衰退(それが支配的な話になってはいますが)にあるわけではありませんが、複雑な状況であることを発見しました。エリートに対する不信感はあるかもしれないが、科学者は世界的に最も信頼されている職業であることがわかります。政治家に対する信頼感は、おそらく当然のことながら、高くありません。
一方、国民と政治に関する調査によると、世界では2016年以降、ポピュリズムと民族主義が安定的に増加しており、66%の人が伝統的な政党や政治家が自分たちのような人々を気にかけていないと考えています。

66% of people around the world say that traditional parties and politicians don’t care about people like them | Ipsos

信頼に関連して、イプソスでは2018年の「ワーズ・オブ・ザ・イヤー」の一つである techlash(テックラッシュ)についても調査しました。これはReputation Council report(レピュテーション協議会 レポート)の重要なテーマであり、通信業界の専門家は、テクノロジー企業だけでなく経済のあらゆる分野で話題になっていると述べています。

86% of our global Reputation Council members expected their businesses to be hit with data and privacy issues this year | Ipsos Reputation Council 2018

イプソスの今年のグローバル調査で明らかになった暗い面は、人々は2018年より今日の方が幸福ではないということや、過去を振り返ってみると10年に8人が世界はより危険になったと思うと答えていることです。
しかし、人々は自分の健康を第一に考えています。身体的な健康は、ほとんどの人が自分の幸福に不可欠だと答えています。より広い意味での健康は多くの人にとって優先順位の高いもののようです。2019年は、心の健康は身体の健康と同じくらい重要であるという意見が、国を超えて多数を占めた年でした。

World of research, 2019 in review | Ipsos本文には、関連するウェブサイトやレポートへのリンクが含まれています。イプソスによる毎月の調査と分析のまとめについては、イプソス・アップデートをご覧ください。

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